山田裕貴が十代で味わった挫折「父の言葉がよぎって涙が止まらなくなった」<A-Studio+>
5月7日放送の「A-Studio+」(TBS系)に山田裕貴がゲスト出演し、十代の頃に味わった挫折を打ち明ける場面があった。
山田の父親は元プロ野球選手の山田和利氏で、山田自身も父の姿に憧れて小中学生の頃は野球に打ち込んでいた。しかし、その当時の胸の内を山田は「プロ野球選手である父を意識してしまって『プロ野球選手の息子』という看板を重く感じていた。ふと我に返った時に、俺の人生を生きているのか、父親を追いかけているだけなのか、わからなくなってしまった」と話す。
結局、山田は高校生の時に野球をやめることにしたが、そのことを父親に伝えると「俺は野球をやれとは言ってない。なんで自分でやると決めたことを最後まで続けなかったんだ」とだけ言われたという。
山田が進学した東邦高等学校は野球の名門で父の母校でもあり、山田のチームメートは甲子園にも出場。チームメートの応援で甲子園へ出向いた時のことを「僕は応援席で『なんで続けなかったんだろう』ってめちゃくちゃ思って、父の言葉がよぎって、涙が止まらなくなった。チームメートは甲子園ですごく輝いてるし。僕は野球をやめて自分で人生あきらめて、1人でなにやってんだろうって思ってしまった」と振り返る。
そんな後悔を噛みしめた後でたどりついたのが現在の俳優という職業で、山田は「次にやるって決めたことはもう最後まで、死ぬまでやろうって思ったのがこの仕事」と語っていた。
放送終了後のネット上には「このエピソード、青春すぎてちょっと感動」「父親の存在って大きいもんね」「こういう挫折を知ってる人は強いと思う」などのメッセージが寄せられていた。
次回の「A-Studio+」は5月14日(金)放送予定。