今シーズン第1話では平井刑事がIT技術を駆使して捜査を進めるなど、直近の作風は現代性を意識した作りも目立つ。そうした変化を斉藤由貴はどう感じているのだろうか?
「取り上げるテーマに、ITをはじめ、現代を意識したものが出てくるのはもちろんなんですけど、私が『このドラマは時代をちゃんと取り込もうとしているな』と感じるのは、カメオ出演的なゲストに、まさに今話題の人が起用されていることですね。
コスプレイヤーだったり、ユーチューバーだったり、インスタグラマーだったり、そういった方々がどんどん出てくる。彼・彼女たちは、独特な面白さがあるんですよね。ご一緒することで時代の風を感じ、刺激を受けています」
レギュラーにも新たなキャラクターが加わったseason5。最後に、最新シーズンへの思いを聞いた。
「今回、キャストが少し変わりまして、フレッシュな面々が増えたので、皆さんとのやりとりはとても楽しみです。だけど、同じくらい、内藤さんや金田さんをはじめ、ずっと一緒にいる方との関係性を深め、決まり事に縛られずにちゃんと感情を動かしてお芝居をするということを楽しみにしています。結局はそこが大事ですね。
見る方には、今週はどんな面白いことをやってくれるんだろう、どんな事件が起こるんだろう、と気に掛けてもらえるといいですね。ふざけ過ぎるのはダメだけど、フィクションとしての面白さが、このドラマシリーズの持ち味だと思うんです。純粋に楽しんで笑ってもらえたらうれしいです。そのために、私たち俳優は、きちんと真面目に、精一杯、面白いことをやろうと思います」
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)