石原さとみと綾野剛がW主演を務めるドラマ「恋はDeepに」(毎週水曜夜10:00-11:00、日本テレビ系)の第5話が5月12日に放送された。海音(石原)の家に来た倫太郎(綾野)が、長年探していた母の指輪を見て涙を流し、海音がそっと寄り添ったシーンが感動を呼んでいる。(以下、ネタバレが含まれます)
海に消えた母の指輪がなぜか海音の家に…
「恋はDeepに」は、海を愛する魚オタクの海洋学者・海音と、ロンドン帰りのツンデレ御曹司・倫太郎が、巨大マリンリゾートの開発をめぐり出会い、やがて運命的な恋に落ちるというラブコメディー。
第5話では、倫太郎が海音の家を訪れた。部屋中が湿度たっぷりであることに違和感を覚えつつ奥へ進んだ倫太郎は、白い貝がらの上に置かれた指輪が目に入る。
「これ…誰の? どこで拾ったの? 教えて」と倫太郎が必死に聞いたのには理由があった。指輪には「Taro&Arisa」と刻印されており、海音が「星ケ浜の海で拾った」という指輪はまぎれもなく倫太郎の亡き母の物で、ずっと探していた形見だった。
母が海で命を落としたことを「俺のせいなんだ」と涙を流した倫太郎に、海音は優しく寄り添った。そのひんやりとした手を触り、倫太郎が「やっぱり冷たい…君は何者なの?」と尋ねると、「私は星ケ浜の海で生まれて、育って、目的があってここに来ました。大好きな星ケ浜の海を、私の大切な居場所を守るために今ならまだできることがあるかと思って」と、海音はぽつり、ぽつりと語った。
「でも、ここは海の中とは違うから。身体がもたなくて。あと2カ月くらいしかいられないんです」と自身の秘密を打ち明けた海音もまた、倫太郎に抱きしめられて涙を流した。