桜の花びらが舞い散る中、号泣するおじさん=オジ巴(井浦新)の姿を目の当たりにしてしまった桃地(松坂桃李)。なぜだか自然と手が伸び、その頭をなでた後、桃地は「このおじさんが巴(麻生久美子)であるということを信じてみよう」と決意する。
しかし、調子に乗ったオジ巴にいざなわれ、そのまま2人は銭湯へ。「まだキスもしたこともないのに、混浴!?」「裸を見てもよいものか、いや、自分こそ見せてもよいものか…」と悩んでいるうちに、オジ巴はさっさと服を脱ぎ始めてしまう。
その頃、桃地の勤務先「スーパーゆめはな」には、巴の元夫で「週刊少年マキシマム」の副編集長・高見沢(三浦翔平)が現れる。巴=蟹釜ジョーの死後に「SEIKAの空」の最新話の原稿がストレージにあがったことを不審に思って、桃地を問い詰めに来たのだ。
しかし、オジ巴が「私が蟹釜ジョーなの!」と訴えるも、全く耳を貸そうとしない。それどころか、巴の自宅から愛用のタブレットがなくなっていることに気づいた高見沢は「巴はどこかでまだ生きている!」と考え、編集部や上司が止めるのも聞かず、巴を見つけ出そうと飛び出していく。
一方、自らの通夜以来、母親・妙(岸本加世子)のことが心配なオジ巴は、桃地に様子を見てくるように命令。しかし桃地は妙に「イタコ詐欺ではないか?」と疑われる羽目に。
そんな中、スーパーに買い物に来たオジ巴は、突如、エグゼクティブ真司(六角慎司)に話しかけられ、なんとこの“おじさん(マサオ)”には妻子がいて、借金があったという事実を聞いてしまう。
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