杉咲花「まさかあんなふうな演出になるとは…」
放送後、「おちょやん」公式サイトには、杉咲花のインタビュー記事が公開された。
その中で、テルヲたちの登場シーンについて「3人が最終日に撮影に参加することは聞いていたのですが、あのカットは本番だけの一発撮りで、まさかあんなふうな演出になるとは思っていなくて」語った杉咲。
演出スタッフからは、事前に「千代は“てる”をしっかりと演じ切るけれど、3人の顔が見えた瞬間だけ、竹井千代に戻る」と指示を受けていたといい、「最後まで粋な演出をしてくださったディレクターさんには頭が上がりません。今思い出しただけでも泣けてきます(笑)」と振り返った。
舞台上では寛治(前田旺志郎)、袖には熊田(西川忠志)や徳利(大塚宣幸)、天晴(渋谷天笑)、香里(松本妃代)、漆原(大川良太郎)ら劇団員たち。舞台裏の片隅に、語りを担当した黒衣の桂吉弥の姿も。
客席にはシズ(篠原涼子)や宗助(名倉潤)、みつえ(東野絢香)、かめ(楠見薫)ら岡福の面々と、懐かしいお茶子時代の富士子(土居志央梨)、節子(仁村紗和)、玉(古谷ちさ)。ラジオドラマ「お父さんはお人好し」の脚本家・長澤(生瀬勝久)、相手役の花車当郎(塚地武雅)ら。そして、大切な娘・春子(毎田暖乃)。
これまで千代の人生にかかわってきた大切な仲間たちが顔をそろえた千秋楽に、視聴者からは「見続けてきてよかった!」「頑張って生きようと思えた。ありがとう!」「本当に素晴らしい朝ドラでした!」「もうおちょロスですわ…」と、感動の声が続々。Twitterでは、朝8時からの放送中に「#おちょやん」がトレンド1位に。その後、世界トレンド入りする反響となった。
NHKオンデマンドでは「おちょやん」全エピソードが視聴可能。5月17日(月)からは清原果耶がヒロインを演じる連続テレビ小説「おかえりモネ」がスタートする。