東儀秀樹が“ご先祖さま”と子孫のつながりについて考える<氏神さま~私たちの身近な祈り~>
三重テレビ放送(MTV)で毎月第4土曜日夜9:00から放送される、「氏神さま~私たちの身近な祈り~」。第2話の5月22日(土)は雅楽師の東儀秀樹を迎え、「ご先祖さま」をテーマに考える。
「氏神さま」は、私たちが住んでいる地域を守っている神社であり、元々血縁で結ばれた一族“氏族”の守り神だったが、時代を経るにつれて地域の守り神へと変遷してきた。番組では、氏神さまに焦点をあて、知っているようで知らない「日本の神・神社」を探っていく。
民俗学者の柳田国男は、日本の神の中心は「先祖」と説いた。死者は、子孫の供養、祭りによって清まり先祖になっていくとされ、「先祖供養」「祖先崇拝」というご先祖さまへの供養、敬い、感謝の気持ちは、神式・仏式に関わらず受け継がれている。東儀は“みちひらきの神”として崇められている猿田彦大神を祭神とする猿田彦神社を訪れ、祖先の神を子孫が祭ることや、代々続く神職を受け継ぐことなど、先祖と子孫の関わりを考える。
また、仏像を安置するためのお堂が点在する村、奈良県・十津川村に注目する。神式での儀礼が中心となる地域での先祖供養・祖先崇拝のかたち、そして、地域住民と神社との関わりに目を向ける。
毎月第4土曜日夜9:00-9:55
三重テレビ放送(MTV)で放送
出演=東儀秀樹、向ますみ