5月22日、映画「藍に響け」の公開記念舞台あいさつが東京の池袋シネマ・ロサで行われ、紺野彩夏、久保田紗友、板垣瑞生、筒井真理子が登壇。同映画は2019年に撮影し、本来なら2020年に公開される予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期に。一同はようやく公開を迎えた今の心境や、撮影エピソードなどを語った。
紺野と久保田のW主演となる同作は、誰にも言えない思いを抱える環(紺野)と言葉で思いを伝えられないマリア(久保田)が、和太鼓をたたくことで“音”によってつながる瞬間を瑞々しく描き出した青春映画だ。
公開に当たり、紺野は「公開が延期になってしまって、皆さんにお会いできる機会があるかどうかも分からない状況だったので、無事、皆さんに作品をお届けできたことがうれしく思っています」とうれしい気持ちを観客に伝えた。
久保田も「(クランクインの)3カ月前から太鼓の練習に励んで、みんなでチームワークを作り上げていきました。そういう熱い思いを込めた作品を公開できるのか、できないのかという状況になってしまってましたが、無事公開できてうれしいです」と笑顔を見せた。
高校の和太鼓部のエース・司を演じる板垣は「今日は太鼓をたたこうと思って、この格好で来たんですけど、太鼓がないみたいなので楽しく話していきたいと思います(笑)」と場を和ませ、「練習場所が近かったり、隣で見る機会があったんですが、最初の頃からめちゃくちゃ熱くて、俺からしたらすでにそろってる感じに聴こえました。みんな、すごいから!」と、キャストたちが吹き替えなしで挑んだ太鼓シーンを熱くアピール。
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