美土里として、常に姿勢は正しく意識しています
――クランクイン前には、基本的に順録りしていくアニメーションと、シーンによってバラバラに撮ることもあるドラマは、撮影法が異なるので不安があるとお話ししていらっしゃいましたが、その点はいかがですか?
いまだに若干の不安があります。一つ一つのシーンには気持ちや状況を整理して臨んでいますが、大丈夫かな?って。でも、もし表現が違ったら、監督から指示をいただけるだろうと思いながら、一つ一つ取り組んでいる状況です。ほかのキャストの皆さんは本当にすごいなと思いながら、刺激をもらっています。何せすてきな役者さんたちの中でお芝居できることに感謝していますね。
――美土里は美魔女モデルですが、演じる際に気を付けていることは?
常に姿勢は正しく意識しています。モデル役ということで、実は撮影に入る前にウォーキングを習ったりもしたんですけど(笑)、5月21日放送の第6話で区役所に離婚届を出すシーンがどう映っているか…。シャネルのものすごいピンヒールを履いていたので、カモシカみたいと思いながら、気持ちはモデルで歩きました(笑)。
――演じる際に意識しているところはありますか? 例えば、声の高さなどで気を付けているところですとか。
声はあまり意識せず、相手の方のお芝居を受けてのトーンでしゃべろうと心掛けています。ただ、美土里は浮世離れしているというか、普通はこんなこと家族に言わないでしょということも無遠慮に言ってしまうので、そういうときのテンションは無責任な高い音なのかな?と思いますね。
――そういう声に多くの三石さんファンが喜んでいると思います。
本当ですか? 演じてきたアニメキャラたちは大切な私の一部分ではあるけれど、美土里を演じているのに、ほかのキャラクターがよぎってしまうのはドラマとして大丈夫かな?と心の端っこの方で思っています。
――しかし、第3話で立川から電話がかかってきた際、「新世紀エヴァンゲリオン」の使徒襲来の曲がかかったときはSNSで盛り上がっていましたよ(笑)。
アレね! オンエアを見ていて、一番びっくりしたのは、私ですよ!(笑) 撮影中は音なしだったので、へ!?と思って一瞬固まりました。あの曲を選ぶのは、センスがいい!とも思いました。