シックな黒いドレスで会場を魅了した仲間由紀恵
スペシャリスト部門を受賞した仲間由紀恵は、シックな黒いドレスで登場し、「本日はこのような女性の憧れである素晴らしい賞を頂きまして、本当にありがとうございます。光栄だなと思うと同時に驚きの気持ちでいっぱいです」と少し震える声で挨拶。
「私は15歳のときに上京しまして、その後27年以上この世界で活動させてもらっています。2~30代はもちろん独り身で、ひたすら仕事にまい進し、ハードな毎日をがむしゃらに送ってきました。最近は家庭もあり、幼い子供も抱えており…事務所スタッフや家族、周囲の方々のおかげで何とか両立できているかな? といった感じです」と、柔らかな微笑みの向こうに誰もが抱える日常の苦労を忍ばせた。
さらに「特に昨年はコロナのこともあり、緊急事態宣言下で大変な中で、とにかく周りの方の支えがないとできないと、特に実感しております。今日頂いた賞を励みにより一層頑張りたいと思います」と感謝と決意のコメントで結んでいた。
「Women of Excellence Awards」は、長年プロフェッショナルとして実績を重ね、後進のロールモデルとして新たに道を切り拓く女性リーダーや傑出したスペシャリストに贈られる賞。長年の功績や至高の技芸、あくなき探求・挑戦をつづける仕事ぶりで、ビジネス部門とスペシャリスト部門の2部門が先行される。2020年の授賞式は新型コロナ禍で休止となったが、今年度はオンラインで開催された。
◆取材・文=坂戸希和美