いきものがかりの山下穂尊が、今夏をもってグループから脱退し、表舞台に立つ芸能活動から退くことが、6月2日に発表された。
水野良樹、吉岡聖恵、山下の連名で、「今年の夏をもってメンバーの山下穂尊がグループを離れることになりました。山下は今後、芸能的な活動からは離れ、この先の人生を進めていきます。いきものがかりは吉岡と水野の二人で、新たな日々を歩んでいくことになります」と報告。
「放牧(活動休止)をしてみたり、独立をしてみたり、紆余曲折の旅を続ける中で、音楽やグループに向ける気持ちが、山下と他の二人とで、少しずつ違うものになってきたことを感じていました」とし、「いきものがかりの活動や芸能の世界とは違う場所で、自分の人生を自由に模索してみたい。表舞台に立つ仕事とは違う道に進むことも幸せなのではないか。そんな思いが山下の中で強くなっていました」と説明した。
そして、「この春、アルバムをリリースし、やっとツアーも実現できたところで、改めて山下からこの先についての申し出がありました」とのことで、「3人それぞれを尊重する。それが結成以来、僕らが言葉にするまでもなく大事にしてきたことです。多くを語り合ったうえで、そこに立ち返ったときに、別々の道を歩むことも、それぞれの人生を前に進めるためにはありえる選択ではないか。そう考え、決断しました」と明かした。
最後に、「どうか、新たな道へと進む山下。そして、いきものがかりとして歩み続ける吉岡と水野。この3人をあたたかく見守っていただけたら幸いです」と締めた。
また、3人それぞれもコメント発表。水野は「これから、久しぶりに俺らは別々のことをするんだから、精一杯楽しもう。ありがとう。これからもよろしく」とつづり、吉岡も「ほっち、いつも穏やかな優しさで、いきものがかりを支えてきてくれて、本当にありがとう!これからもどうぞよろしくね!」と感謝していた。
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