<おかえりモネ>浅野忠信&永瀬廉“りょーちん”父子の境遇が明らかに 「仮設住宅」にも注目集まる

2021/06/10 11:28 配信

ドラマ レビュー

亮の父・新次(浅野忠信)の暮らしぶりが明らかに… (C)NHK

清原果耶がヒロインを務める連続テレビ小説「おかえりモネ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。6月10日放送の第19回では、百音(清原)の幼なじみ・“りょーちん”こと亮(永瀬廉)とその父・新次(浅野忠信)父子の過去が少しずつ明らかになってきた。2人の暮らしぶりに心配の声が上がっている。(以下、ネタバレがあります)

船も失い、仮設住宅で生活


第4週「みーちゃんとカキ」(6月7日[月]~11日[金])の百音は、お盆休みで帰省中。“みーちゃん”こと妹・未知(蒔田彩珠)が種ガキづくりの自由研究に打ち込むエピソードを軸にストーリーが進んでいる。

第19回で百音たちは、盆船奉納のため浜に集まる。だが、そこに亮の姿はない。漁師の仕事で港に出なければならなくなったという。幼い頃から亮に思いを寄せる明日美(恒松祐里)は残念そう。

寺を継ぎたくないと悩む三生(前田航基)の姿が印象的に描かれつつも、穏やかなお盆休みの風景が綴られていたラスト2分、突如として緊張感が走った。警察官の誘導で亮が駆けつけると、そこは亮の家もある仮設住宅の前。酔いつぶれた父・新次の姿があった。

「朝の5時ぐらいから大騒ぎしてたみたいよ」「この地域の担当になって私まだ4か月だけど、これで3回目」「病院には行かれましたか」…そんな警察官の言葉からも、新次の生活がいかに荒んでいるかうかがえる。亮はそんな父を支え、警察官に何度も頭を下げながら家に帰っていった。