亮の家の状況は、これまでも断片的に語られてきた。
耕治(内野聖陽)と飲んでいる時に新次が口にした「俺の船んときもそうだよ。お前の判断は正しかったよ」「金で首が絞まるってわかってても何とかすんのが銀行員でねえの?」の言葉。
未知が怒りに任せて耕治にぶつけた「そうやって、りょーちんのお父さんにも船、あきらめさせたもんね。りょーちんの家、あんなに大変だったのに!」という一言。
そして今回、2人が島ではなく街にある仮設住宅に住んでいることが明かされた。描かれているのは、2014年の宮城県気仙沼市。こうした状況が徐々に見えてきたことで、視聴者からは亮たち父子に思いをはせる声が上がった。
「りょーちん、つらいね。見ていてしんどい」「どこか寂しげな印象が気になってた。みんなの知らないところでこんな苦労してたんだね」「りょーちん、誰かに助けを求めてほしい。ひとりで抱え込むには重いよ…」といった声。誇らしげに亮を見る新次の姿には「自慢の息子なんだね」「うつむきがちなりょーちんが切ない。りょーちんにとっても自慢のお父さんだったはずなのに」といった声が寄せられた。
亮の住んでいる仮設住宅が俯瞰で映されると、“新次が仮設住宅の目の前で迷子になった”というエピソードが実感を持って受け止められたようで、「仮設住宅」がYahoo!検索ランキングでトップ10圏内に浮上した。6月11日(金)放送の第20回では、再び未知にスポットが当たる。
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