――貴也が結婚しない主義だったことから咲と紘一が出会って結婚し、“リコカツ”という騒動に発展したわけですが、高橋さんは当初、貴也をどんな人物だと感じていましたか?
仕事もできて、咲とももちろんうまくやっていた。結婚に対しての価値観が違っただけで、2人の相性は良かったと思います。だから、もし咲と貴也が結婚していたら幸せに暮らしていたのではないかと思いますが、人生って相性が良くてもタイミングが違うだけでうまくいかないことがたくさんある。この2人にとっての結婚は、まさにそういうことじゃないかと思います。もし、咲が雪山で紘一さんに出会っていなかったら。出会った相手が紘一さんじゃなかったら、貴也とよりを戻すということもあったのではないかと思いますが、相手が紘一さんだった。貴也としては紘一さんのまっすぐなところに男として好感を抱いているので、今後も“紘一さんだから”ということが大きく影響していくのだと思います。
――貴也は見えないところで、紘一に相当振り回されているんですね。
すごく振り回されていると思います。しかし、貴也は咲の思いも酌めるスマートな男ですし、かなりドライですので、今のような状態になっている。もし貴也が思いに任せて動く男なら、紘一さんと全面戦争になっていたかもしれないですね(笑)。
――弁護士・貴也vs自衛官・紘一の全面戦争を想像してしまいました(笑)。
あははは。まあ、貴也と紘一の全面戦争も面白いかもしれませんね(笑)。
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