ハナコが語る、コントへの愛と情熱「やればやるほどやりたいことが増えていく」

「東京03さんはすごすぎて怖い…」

ハナコ(菊田竜大、秋山寛貴、岡部大)撮影=玉井美世子

岡部:僕はやっぱり03さん。

秋山:うん、無敵!

岡部:見れば見るほど、知れば知るほど、すごいから。怖いですね…。今年も単独(第23回 東京03単独公演「ヤな因果」)を拝見して、面白すぎて何かもう怖かったです。またちょっと芸風が変わっていて、「あ、こんなこともするんだ!」って。

菊田:新しいことやるんだ。

岡部:そう! 進化し続けてるんだよね。「えぇ~!? また面白いじゃん!!」って常に過去の面白さを超えてくるので…怖いですね。

――ではネタ番組ではなく、トークを求められるバラエティ番組やロケなどに出演して、芸人としての難しさや壁を感じたことはありますか?

菊田:トークバラエティは収録時間内に収まるように、自分のターンがある程度決まっているんですよ。そのターンが、あっても2~3回とかなので、とにかく少ないんですよね。だから、そこでちゃんと展開とかを作れないと本当にスーッとあっという間に終わっていくので、難しいなと思います。

――なるほど。少ないチャンスをものにしないといけないんですね。では、そんなトーク番組やロケで「すごいな」と思う芸人は?

菊田:誰だろうな…みんなすごいけどな…。あ! ジャンポケの太田さんです。僕、太田さんはバラエティの天才だと思ってるんですよ。オールマイティだなと。リアクションもツッコミもボケも全部出来て、しかも高水準なものをされるので。ジャンポケさんに太田さんがいるって強すぎるなと思いますね。

岡部:ロケはかまいたちさんが、めちゃくちゃ面白かったです。一つのバスでいろいろなところを巡るロケを一緒にやらせていただいた時に、行く場所場所でずっと面白かったんですよ。関西のロケバラエティで鍛えられてきた方々の地肩の強さには毎回本当に驚愕しますね。