北川景子と永山瑛太共演の金曜ドラマ「リコカツ」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)は、現代ならではの価値観と時代が変わっても普遍的な男女のもめ事を“リコカツ”というキーワードを通じて描き出す“離婚するかもエンターテインメント”。このたび、WEBザテレビジョンでは、主人公の咲を演じる北川にインタビューを実施。共演の永山との印象的なシーンや胸キュンシーンへの反響、さらに6月18日(金)に放送される最終回の見どころなどを語ってもらった。
咲(北川)と紘一(永山)は運命的な出会いをきっかけに交際ゼロ日で結婚するが、自由な家庭で育った自分に正直な咲と、厳格な自衛官一家で育った紘一は、生活習慣や価値観の違いで意見が食い違い、新婚早々離婚を決意。周囲になかなか離婚の決意を切り出せず、水面下で離婚に向けた活動“リコカツ”を始める姿を描いてきた。
――ここまで“咲”という役を演じてみていかがですか?
撮影の開始当初は、私たち役者は最終的な結末を聞かされていなかったんです。なので1、2話を撮影している時は、まだ離婚することも知りませんでした。
6話で離婚をするという展開があったのですが、台本をいただいた時はまさか本当に離婚するなんて思っていなくて「紘一さんは出したって言っているけど、実は出してなかったんじゃないか」って考えていました(笑)。なので6話で離婚届を本当に出してしまってから結末はどうなるんだろうと思いながら撮影をしてきました。
リアルな時間軸で考えた時に咲と紘一は1カ月しか結婚していなくて、離婚して、その後半月しか経っていない段階で「やっぱりこの人以外はありえない」ってお互いに気が付いて…とすごく早いスピードで時間軸が経過しているんですよね(笑)。でも、その“ドタバタ感”も含めて、視聴者の皆さんに自然に見ていただけるように積み重ねてきました。
ラブコメとしてドラマを楽しんでいただくために、お芝居の“さじ加減”は特に意識していました。台本が上がってきたら「このセリフよりこういう言い回しのほうが伝わるんじゃないか」とか、それぞれのアイデアを毎回瑛太さんと話し合ってきました。
二人で話すこともあれば、プロデューサー込みで打ち合わせをする機会もあって、台本以上のものをみんなで話し合って構築してきたという感覚があります。
今は最終話の台本も出来上がって、“ここに向けて撮影していこう”という着地点が見えたので、達成感があるというか、あとは最後までいいものを撮るだけっていう気持ちですね。
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