3月30日(木)夜7時からBSイレブンで放送される歌番組「あなたが出会った昭和の名曲 レギュラー放送開始直前2時間スペシャル」の収録が行われ、司会を務める島崎和歌子と北山たけし、それに今回のゲスト香西かおり、城之内早苗、椎名佐千子、鳥羽一郎、橋幸夫が囲み取材に登場した。
収録直後、大勢のお客さんがいる前で行われた囲み取材。島崎は「きょうは生放送直前2時間スペシャルということで終わった感想はですね、きょうは生放送じゃなくて良かったなと(笑)。(※収録中一瞬のトラブルが)
お客さんもきょうのことは黙っておいてくださいね(笑)。どう見てもTwitterとかSNSとかやらなそうなお客さん(※ご年配の方が観覧)ですごく安心します。でもこれを踏まえて次回、4月からの生放送何があるのか、どんなことが起こるのかとても楽しみにしております」と冷や汗をかきつつもこの日の感想を明かした。
島崎と共に今回MCとしても役割を担った北山は「このような昭和歌謡の番組が新しく誕生したことは、歌い手としてもすごくうれしいことでもありますし、今回“助手”として(笑)…進行のお手伝いをさせていただきましたけど、楽しい番組でした。次回から2時間生放送ということで、たぶんこのボリューム(もりだくさんな内容)だと無理だと思います(笑)」と笑いも交えつつコメントした。
最新曲「わすれ花」も披露した香西は「(曲にまつわる)エピソードなどを含めて、自分たちも『あの頃ああだったな』とか『あの頃いくつだったな』とか思いが湧いてくるようなすてきな番組だなと思ったんですけど、2時間大丈夫ですかね(笑)。そこだけが心配です」と次回以降のオンエアを心配しつつ、充実した収録だったことを告白した。
最新曲「ちゃっきり茶太郎」の他、「潮来笠」などを歌った橋は「いろんな番組が最近BSで増えてますけど、特に昭和というのは長い、平成は29年たっているけど、まだ物語にはならないね。平成より昭和の方が知っている人が多いわけですよ。みんなで大事にしたいと思います、この番組を」と新番組を褒めたたえた。
最新曲「人生花暦」の他、「帰港節」などを熱唱した鳥羽は「すてきな番組でね、なぜかというとお客さんにリクエストいただいて、そのリクエストに関するエピソードね。それを聞きながら自分たちも歌を聴いていると『私、あんなことがあったな』とふと思い出すんですよね。すてきな番組でした、ありがとうございました」と共演者、番組、観客に対して感謝の気持ちを口にした。
最新曲「豆桜」の他、「あじさい橋」を歌い上げた城之内は「本当に『歌っていいな』とつくづく思いながら聴いていたところに(島崎)和歌子ちゃんが私の方を向いてペッペッと毒を吐いて…なかなかそういう場面て歌の世界であまり見ないので、和歌子ちゃん面白いなと思って(笑)。今後ともよろしくお願いします」と島崎との間に番組以外のところで何かがあったことを示唆した。
橋と「恋をするなら」などをデュエットした椎名は「このような素晴らしい先輩方と、昭和の名曲をフルコーラスで聴かせていただいて感動しました。お客さまの歌を聴かれてキラキラした目で見て聴いてくださっている姿を見て、私も本当に幸せな気分になりました。ありがとうございました」と一礼した。
記者からは早速島崎の“毒”についての質問が寄せられた。島崎は「毒は吐いてないです!」と慌てて真っ向から否定するも、MCパートナーの北山が「毒はないです! とげがあるんです!」とバッサリ。スタジオの観客から割れんばかりの拍手が送られた。
ただ島崎は、中継先とのやりとりなどに一部不満があったようで「次回から生放送になるので、あとで反省なんですが、リハーサルをやり過ぎなんですね(笑)」と課題も見いだした。
また、歌に関するエピソードでは、“夫婦”にまつわる感動的なエピソードも番組内で紹介された。そのことについて島崎は「結婚には憧れてはいるんですけど、実績がないだけで…。きょうのご夫婦のエピソード…本当に40年も飽きずに(笑)」と“毒”を吐きつつ「でも夫婦ってすてきだなと思っていましたけど…ね?」と既婚の北山に話を振るが、北山は「ノーコメントで」とかわし、スタジオの笑いを誘った。
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