ブラック・ウィドウの華麗なる男性遍歴をおさらい！アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ホークアイにハルクまで？
7月8日(木)より劇場上映、7月9日(金)よりディズニープラスのプレミアアクセスで公開となる映画「ブラック・ウィドウ」。同作の主人公で、スカーレット・ヨハンソンが演じる“ブラック・ウィドウ”ことナターシャ＝ロマノフの、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)における華麗なる男性遍歴からこれまでの出来事を振り返る。
初登場「アイアンマン2」では、すぐにトニーもメロメロ
まず初めてブラック・ウィドウが登場したのは「アイアンマン2」(2010年)。ブラック・ウィドウとしてではなく“ナタリー・ラッシュマン”という名前でスターク社の法務部で働く社員として登場した。
その姿を見た女好きの“アイアンマン”ことトニー・スターク(ロバート・ダウニーJr.)は、「彼女を今すぐ助手にしたい」とペッパー・ポッツ(グウィネス・パルトロウ)に言うほどメロメロに。しかしその後、ブラック・ウィドウが国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.のスパイのナターシャ＝ロマノフであり、トニーの健康状態を調査するためスターク社に潜入していたことが判明。
それ以来トニーはブラック・ウィドウを警戒するが、シリーズを通してアベンジャーズの仲間として絆を深めていった。
キャプテン・アメリカとカップルを装い行動した「ウィンター・ソルジャー」
次は不動の人気を誇る“キャプテン・アメリカ”ことスティーブ・ロジャース(クリス・エバンス)。「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」(2014年)では、行動を共にし戦っていた二人。ショッピングモール内を逃げていた時ブラック・ウィドウは、「私にキスして」とドキッとさせるキスでカップルを装い、敵の目をそらすという大胆な行動も。
しかしキャプテン・アメリカはブラック・ウィドウに「私にどうあってほしい？」と聞かれた時「良き友人」と答えており、恋愛関係というより“仲間”として友情を築いていく。
スカーレット・ヨハンソンは当時を振り返り、「クリスとは撮影で多くの時間を過ごしたわ。だからマーベル作品のシリーズの中でブラック・ウィドウとキャプテン・アメリカが友情を深めていくのは全く難しいことではなかった」と仲良しな関係を明かしている。
怒れる男・ハルクと急接近した「エイジ・オブ・ウルトロン」
そして「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」(2015年)では、バナー博士(マーク・ラファロ)が変身する“ハルク”と恋愛関係に発展。怒ると変身して誰も手が付けられない状態になってしまうハルクだが、普段は穏やかで優しい一面にブラック・ウィドウは引かれていく。
彼女はハルクに対し「もしあなたが逃げるならどこまでも着いていく」と恋心を打ち明けるが、ハルクは体を案じてためらいを見せる。
そんなハルクにブラック・ウィドウは、過去にレッドルームでスパイになる訓練を受けていること、そこで強制的に不妊手術をさせられ子どもを産めないことを告白。しかし結局その後も恋が実ることはなかった。
ホークアイとの過去の関係が明かされた「アベンジャーズ」、そして「エンドゲーム」へ
そして忘れてはいけない存在が“ホークアイ”ことクリント・バートン(ジェレミー・レナ―)。「アベンジャーズ」(2012年)では意外な“過去の関係”が明らかになる。
ブラック・ウィドウにマイティ・ソー(クリス・ヘムズワース)の弟・ロキ(トム・ヒドルストン)が「バートンを愛しているのか？」と聞くと、ブラック・ウィドウは「そんなんじゃない。借りがあるの」と否定。
実はS.H.I.E.L.D.で働く前にスパイとして有名だったブラック・ウィドウは、ある仕事を請け負ったことでS.H.I.E.L.D.に目を付けられてしまい、ホークアイが殺しに来ていた。しかしホークアイは彼女を殺さずに助け、その時のことを恩に思っていると明かす。
ファンの間では2人の恋愛関係に期待する声もあったが、ホークアイには妻と子どもがいるため、ブラック・ウィドウにとってホークアイは恩人であり、一緒に戦ってきた“大切な仲間”という関係。
そして「アベンジャーズ／エンドゲーム」(2019年)では、宇宙の生命の半分を取り戻すために必要なソウルストーンを手に入れるため、壮絶な戦いを繰り広げ、ブラック・ウィドウは衝撃的な結末を迎える。
スカーレット・ヨハンソンが語るブラック・ウィドウとは
ヨハンソンは「この作品ではブラック・ウィドウのまだ誰も知らない過去を描く必要があったわ。そしてそれは『エンドゲーム』で彼女があの決断を下したことを、本当の意味で理解することにつながるはずよ。これまで描かれてこなかったナターシャの強さと弱さを掘り下げ、私たちがいまだ知らないことを見いだせたと思うわ」と語り、映画「ブラック・ウィドウ」でその過去と秘密が明らかになる。
ブラック・ウィドウの過去に隠された陰謀を巡る、究極のスパイ・アクション映画「ブラック・ウィドウ」は、7月8日(木)より劇場で、7月9日(金)よりディズニープラスのプレミアアクセスで公開。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
2021年7月8日(木)より劇場上映
2021年7月9日(金)よりディズニープラスのプレミアアクセスで公開
(※プレミア アクセスは追加支払いが必要)
監督：ケイト・ショートランド
出演：スカーレット・ヨハンソン、フローレンス・ピュー、レイチェル・ワイズ
配給：ウォルト・ディズニー・ジャパン
(C)Marvel Studios 2021
▼2021年公開のオススメ新作映画まとめ▼
