咲と紘一が未来のために作るルール
2人の幸せの形のため、咲と紘一は自分たちのルールを作り、3年間の遠距離恋愛へ。
一度は売ったものの買い戻した2人の部屋で、紘一は2人で決めたルールに加えて、咲が日本に戻ってくる日=婚姻届け提出までのカウントダウンボードまで飾って待っていた。ルールの一つに決めた毎日のビデオ通話を通して、2人の決め事はどんどん増えてボードの周りに付箋が貼られていった。それは離れていても2人が積み重ねた時間で、それを元にこれからの夫婦の時間が築かれていくはずだ。
ラスト、第2話で咲に選んでもらったスーツでビシッと決めて出迎えた紘一。笑顔あふれる“お帰り”のハグで幸せに包まれた。そして2人は顔を近づける……が、鼻がぶつかって一度は離れたところで、咲が抱きついて背伸びする足元がアップに。
これまで恋愛に縁がなかった紘一の不器用さからキス未遂のシーンがあったが、最終回であえて見せない演出に「それでこそリコカツらしい2人」「続編で見せてください」といった声が視聴者から上がった。
変化も大切にしつつ、変わらない芯の部分も互いに認め合い、理解するために言葉に出して共に過ごしていく。恋人、夫婦にとって大事なことを提示しながら、2人らしいほっこりした結末で幕を閉じた。
「リコカツ」最終話はTVer、TBS FREEで7日間無料配信しているほか、有料動画配信サービス・Paraviでは全話を配信中。
(文=ザテレビジョンドラマ部)