神谷「(謝憐は)めちゃくちゃハードルの高いキャラクターです」
また、この作品に携わることが決まった際の気持ちを聞かれた神谷は、「アジア圏で非常に人気の作品だと聞いていて…、これまでにも、日本で人気の作品を任せていただけるという経験はありましたが、中国となると14億人でしょ?日本の人口の10倍以上なので、その人たち全員を納得させる提案をできるのかなって、非常にプレッシャーではあったんです。けれども、どの作品もやっぱり向き合い方は一緒で、自分という楽器を使ってどう表現していくのか、自分なりに材料を集めて提案していったので、どの作品も思いは変わらないですね」と、作品への向き合い方を語った。
さらに、作品に登場するキャラクターについて福山は、「謝憐(シエ・リェン)がとにかく無防備かつ、人の心に入り込むのがうまい!」と、神谷が演じる謝憐の魅力を絶賛。
福山自身が演じる三郎については、「1話の後半にナレーションという形で参加させていただいたのですが、そこから2話ほど出ないという(笑)。そして、出てきたらしれっと、ひょうひょうとした感じでいる(笑)。三郎についてはまだ言えないことが多々あるのですが、謝憐に対して並々ならぬ何かがあるようです」と、三郎の謎に包まれた部分に触れた。
また神谷は、「作品を受け取ったら、分からないことがいっぱい書いてあったんですよね。皆さんもご覧になったので、お分かりかと思うんですけれど、“天界に飛昇する”というところから始まるんです。皆さんの中で飛昇されたことあるって方います?(笑)」と、会場に呼びかけて笑いを誘った。
続けて、「最初に中国の文化を説明していただいて、さらに、『実は過去800年にわたるいろいろな出来事があって、その上にこのキャラクターが成り立っています』ということも伺ったので、(謝憐は)めちゃくちゃハードルの高いキャラクターです」とコメントした。