――新型コロナで昨年延期になった20周年記念ツアーが今年、改めて開催されることになりました。今の率直な気持ちをお聞かせください。
TAKIUE:この1年、みんな色々あったと思います。僕も離婚したりとか、色々ありました(笑)。そんな様々な鬱憤やコロナで溜まったストレスを、全部この「ベストネタライブ」で吐き出していきたいです。
ちゅうえい:去年はコロナ禍でツアーどころか、他のイベントやライブも軒並み中止になってしまいました。本格的なライブは本当に久しぶりで、漫才が下手くそになってないか心配です。ただもう、エネルギーが有り余ってるので、ここで爆発しまくりたいと思います。
TAKIUE:コロナでずっとライブがなくて、この前、久しぶりに舞台に出たんですよ。そしたら、(ちゅうえいを指して)こいつ、あまりにも下手くそになりすぎてて、普通、ネタをやる時ってマイクの両脇に立つんですけど、マイクの真ん中に立ったんです。選挙演説みたいになって、俺がSPみたいになったんですよ。立ち位置の段階から、へたくそになってましたね(笑)。
――今回の20周年記念ツアーの見どころは何でしょうか?
TAKIUE:僕らの漫才って、遊園地みたいだと思ってるんです。これまで、老若男女問わず楽しめるお笑いライブを目指してやってきましたが、さらに今回は「ベストネタライブ」ということで、遊園地の中でも一番いい乗り物たちを集めました。全部がスプラッシュマウンテンみたいな。気持ち悪くなっちゃうかもしれませんが(笑)。
ちゅうえい:今回のツアーでは、若い頃にやってたネタもやります。芸歴20年を越えた今、当時やってたネタをやると、ゴルファーと一緒で、熟練の技術が入ってくると思うんですよ。厚みのあるネタになってるはずなので、楽しみに待っていてください。
TAKIUE:もしくは、おっさんになって動きのキレが悪くなってるかもしれませんが(笑)。
ちゅうえい:若い頃に勢いと元気の良さでやってたものを、40代になって身体がついてこない中、どう技術で乗り切るか。そういったところも注目してもらいたいですね。
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