年を重ねるごとに魅力が増し、人気実力ともに国内トップクラスの俳優である西島秀俊。最新ドラマ「シェフは名探偵」（毎週月曜夜11:06-11:55、テレビ東京系ほか）をはじめ、彼の幅広い演技力が楽しめる作品を紹介。
西島がおせっかいな名探偵シェフに！「シェフは名探偵」
西島の主演最新ドラマ「シェフは名探偵」では、一見すると何を考えているか分からないが実はおせっかいを焼いてしまう優しさを持つ、フレンチレストランのシェフ・三舟を演じている。また、本作のチーフ監督は西島とのタッグが3度目となる、木村ひさし。独特な演出やカット割りなど、木村ワールド全開でドラマは進んでいく。西島も「木村組はみんなで面白い作品にしようという情熱を感じる組。クルー全員、楽しく頑張っています」とコメントを寄せるなど、気合が入りつつ楽しんで収録に臨んでいるのをうかがわせている。
さらに、ドラマ「きのう何食べた？」(2019年)に続き、西島の料理シーンが満載で、劇中では数々の絶品料理が登場。毎回様々なゲストが出演し、三舟をはじめとするレストランスタッフたちとの掛け合いも小気味よく展開していく。三舟の知られざる人物像が明らかになっていく今後も、目が離せない。
はにかみ笑顔のギャップ…「きのう何食べた？」
内野聖陽とのダブル主演で、異例の大ヒットとなった本作で演じた“シロさん”も記憶に新しい。クールに見える一方で周りの人を大切にする繊細さと、同性愛者である自分を隠しながらも恋人を大切に思うという難しい役柄を演じきった。また、史朗(西島)と賢二(内野)の夕食の時間を中心に描きつつ、家族や恋人と過ごす時間、大切な人と食卓を囲むという当たり前だけど大切な日常を丁寧に描いたところが、世間から大きく支持を集めた部分ではないだろうか。さらに、新たなキャストを加えた『劇場版「きのう何食べた？」』が11月3日(水)に公開されることも発表された。
クールな表情に過激なアクション！「空母いぶき」
西島の鉄板ともいえるのが、刑事や医師をはじめとしたクールで重厚な役柄。自身がまとう落ち着きと、熱が入った時に見せる凄みのある演技に加え、年齢を重ねることで円熟味を増してきた説得力のある佇まいで、俳優としての魅力は今なお絶頂期を迎えている。映画「空母いぶき」(2019年)では航空自衛隊の元エースパイロットで艦長を演じ、何事にも動じない凛とした姿で見る者の心をつかんだ。
“声”で見せる新たな魅力…「ペンギン・ハイウェイ」
アニメ映画「ペンギン・ハイウェイ」(2018年)では、主人公の父親の声を務めた西島。本作が声優として5年ぶりの出演であったことも話題になった。物語は、勉強家の小学4年生アオヤマ君が、突如街に現れたペンギンの謎を解明するべく研究を始めるというもの。そんなアオヤマ君にノートを与え、学び方を指南したのがアオヤマ君のお父さんだ。完成披露舞台挨拶で西島は「原作と脚本、どちらも泣けちゃって。読むたびに泣けて仕方なくて。セリフを覚える時に不自由した覚えがあります」と振り返っており、日常に突如ペンギンが現れるというファンタジーさだけでなく、“アオヤマ君”のひと夏の不思議な体験に、どこか感慨深いものを感じていたようだ。
現在、映像動画配信サービス・ひかりＴＶでは、上記の作品に加えて、西島秀俊が出演している作品をビデオ提供しているほか、専門チャンネルも視聴できる。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
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