今やキントリ名物となった「うぇ〜〜い」という脱力系円陣。実は現場でもみんなでやっていたりするのだろうか…?
「ないですよ、どんなバレーボールチームですか(笑)。あれは元々(大杉)漣さんがいたときに『こういうのいいんじゃない?』と言い合ってるうちに自然発生的に生まれたものなんです。取り調べが始まる前の決めポーズもみんなが個々に考えてできたもので。第3シーズンが始まったとき、みんなそれぞれあるから、塚じー(塚地武雅)も何かやってよということで、あのポーズになったんですけど。『“必殺仕事人”みたいでいいんじゃない?』なんて言ったりして。それを意識してか、あそこで塚じーはちょっと目を細めているんです(笑)」
今私にできることは、最高の作品を届けること
有希子の口癖は「面白くなってきたじゃない」。天海自身が今そう感じる瞬間はどんなときだろうか。
「コロナによって私たちはたくさん悲しく悔しい思いをしました。それでも、最前線に立ってくださっている方たちのおかげで、少しずつ光が見えてきた。まさにここからが反撃のときですよね。ご不幸に遭われた方もいますし、今も病気と闘っている方もいるので、面白くなってきたとは違いますが、ここから反撃が始まると思うと、武者震いするような気持ちはあります。今、私にできることは、毎日鬱々(うつうつ)と過ごされている方のために、おうちで楽しめる最高の作品をお届けすること。だから、今この時期に『緊急取調室』を放送させていただけることは、ありがたく思っています」
取材・文=横川良明
TCエンタテインメント
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