俳優の岡田将生が7月5日、都内で行われた「ビオフェルミンの森新CM発表会」に登壇。保育士や、数学の教師になりたかった学生時代の思い出を明かした。
「人にはヒトの乳酸菌」のキャッチコピーでおなじみの「新ビオフェルミンS」のイメージキャラクターに新たに就任した岡田。この日は2日後に迫った七夕と新CMのコンセプト「ビオフェルミンの森」にちなみ、ステージ上には七夕風にデコレーションされた2メートル前後の“ビオフェルミンの木”が登場。“成長”ならぬ“整腸”を祈願し、ステージ上で一筆したためることに。
特大の短冊にスラスラと「この先の30代が健康で新たなステージに行けますように」と記した岡田は、「僕自身ももう今年で32になるので、周りの友人とかともだんだんお話する内容が健康の話になってきたりして(笑)。皆さんと情報交換しながら…」と、8月15日には32歳の誕生日を迎える自身の環境の変化に言及。
さらに「お仕事に関しても、ここ1、2年でいろんな作品にチャレンジさせていただくことが本当に多くて。いろんな役に出会う幸せを、30代も長く続けていけますように、というのと、俳優として、表現者として皆さまに新しいものを届けていけるようにと思って記させていただきました」とコメントした。
具体的な内容を問われると「手を出していないジャンルが意外にまだありまして、それはちょっとなかなか…言葉にしてしまうと、叶ったときに『あ、これだ』って思われてしまうので(笑)、ちょっとずつ皆さまに情報が分かるようにやっていきたいと思って。具体的にっていうのはちょっと恥ずかしがり屋で、申し訳ないんですけど…」とボカしつつ、「でもこれからもドラマ映画にかかわらず積極的に関わっていきたいなという気持ちは年々増えてきたので、これからもひとつひとつの作品をていねいに長年していたいと思っています」と決意を表明した。
終了後の取材では、短冊について「やっぱり久々に自分の願いを言葉にすると『頑張らなきゃな~』っていう気持ちが芽生えましたね。子どもの頃からやってなかったので本当にこういう機会を頂けてありがたいです」と感謝。
「30代になってから、健康の面も仕事の面もまたひとつ頑張っていかなければいけないなと思っていて」と心境を明かした岡田は、スラスラと書けた理由について「最近、いろんな作品に関わっているうちにお芝居の面白さもどんどん発見できていて。いろんな監督と出会うことによって刺激をされ、自分自身も少し変化してきているので、多分それを明確に自分の中で、頭の中でイメージできていたのがあるかもしれないですね」と明かした。
そんな岡田は子どもの頃、「僕の記憶の中ではですけど、小学校のときは結構スポーツ少年で、2~3歳ぐらいから水泳教室に通ったりとか、少年野球をやっていたりした」そうで、その頃の夢について「身長を伸ばしたいっていうのがすごくあって…。それは、叶ったのかな~と思いますね」とコメント。質問した記者に「間違いなく叶ったと思います」と笑顔で突っ込まれていた。
さらに、子どもの頃に抱いていた夢について問われると「教師、保育士とか…」と意外な回答。「もともと算数・数学がものすごく好きで、短冊には『数学の先生になりたい』と書いていたと思います。そろばん教室とかも通ってて、結構、そう、数字が好きだったんですよね。だから中学校もわりと理数系の学校で、数学の勉強が早くできるコースがある学校で、中学校のときも数学の教師になりたいと友達に言っていたりしたので」とその頃を少しずつ思い出しながら語っていた。
◆取材・文=坂戸希和美