――“ヒーロー”という存在に助けられたことはありますか?
「仮面ライダー」のお話をするために番組や雑誌などに呼んでいただけたりしたことで、いろいろな経験を楽しくさせてもらえています。特にバラエティー番組に慣れるきっかけをくれたのが「仮面ライダー」かなと。小さい頃は、自分の思ったことを言うことが苦手に感じていたので、バラエティー番組がすごく難しくて…。例えば、こういうインタビューとかでも僕は事前に質問案をいただいて、それを一つひとつしっかり考えてからじゃないと安心して臨めないんですよ。でも、「仮面ライダー」の話をする時は、何も考えなくても言葉が自然に出てくるから、それが知らず知らずのうちに自信に繋がっていったように思います。あと「仮面ライダー」の話をきっかけに、僕のことを面白いと思ってもらえて、番組などで使ってくださるようになったスタッフさん方もいらっしゃると思うので、そういう意味では今の僕があるのは、ヒーローのおかげと言っても過言ではないです!
――福さんは2歳の頃すでに「仮面ライダー」が大好きだったということですが、「仮面ライダー」の最も好きなところを教えてください。
いろんな魅力があるところですね。僕はもともとバイクが好きで、バイクに憧れを抱いていたことがきっかけで「仮面ライダー」を見始めるようになったんです。そこからシリーズを通して見ていく中で、ドラマとして面白いのはもちろん、単純に戦っている姿がかっこいいとか、俳優さんが好きだとか、ヒロインの女の子に憧れるだとか、いろいろな入口がある作品だなと思いました。他にも変身ベルトのおもちゃが楽しいとか、フィギュアがすごいとか、そういった子供や大人それぞれに対応したグッズがあるのもいいですよね。コレクション要素があるところもまた多くの人が夢中になる理由かなと。本当にいろんな方向から楽しむことができるので、見る人を選ばないところが最大の魅力かなと思います。
――では、「仮面ライダー」に詳しくない人に魅力をどうプレゼンしますか?
面白い要素がたくさんあって、どんなところからも入口があるので、相手の興味を引くものや何か引っかかるところを見つけて、そこをプッシュします。その方の年代にもよりますけど、例えば俳優さんに興味がある20代の女性だったら、佐藤健さんが主演の「仮面ライダー電王」や桐山漣さんと菅田将暉さんがダブル主演の「仮面ライダーW」、竹内涼真さんが主演の「仮面ライダードライブ」とかをまずはオススメしてみますね。そういった感じで各々に合った作品があると思うので、それをぜひ見つけていただけたらなと。どんな理由で好きになってもいいと思うんですよね。
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