岡山天音と神尾楓珠が肉体改造&髪型改革で、ボクサー役を熱演「以前には持ち得なかった凶暴性に近づけた」<緊急取調室>
「緊急取調室」第3話(7月22日放送)あらすじ
チケットは30秒で完売、世間が注目するボクシングのバンタム級タイトルマッチが、目前に迫ってきた。「大卒のプリンス」ともてはやされる現チャンピオン・加賀見光一郎(神尾楓珠)に挑戦するのは、元ボクサー・山内潔(阿南健治)に才能を見いだされ、デビュー戦以来4戦連続のKO勝ちを収めた元不良少年・石倉衆ニ(岡山天音)。正反対の2人の試合には、熱い視線が注がれていた。
ところが、対戦1週間前の会見が開かれた直後、事件が起こる。会見に出席していた週刊誌記者・梅本マサル(松本実)が、川に転落して溺死。亡くなる前に顔面を殴られていたことが分かったばかりか、石倉と一緒に事件現場付近を歩いている姿をとらえた防犯カメラ映像も見つかった。
これを受け、警視庁捜査一課は石倉を任意同行することに。真壁有希子(天海祐希)ら「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーには、石倉を取り調べて自供させるよう、刑事部長・北斗偉(池田成志)から命令が下る。
だが、そもそも石倉を被疑者として引っ張るには、あまりにも決め手が少ない。キントリの面々は取り調べに難色を示すが、北斗は補導歴3回、暴力沙汰で少年院にも入っていた石倉の過去を持ち出し、犯人だと決めてかかる。
偏見を持たずフェアな取り調べを――そう肝に銘じ、石倉と対峙する有希子。ところが、石倉は態度が最悪な上に、思いの外したたかに追及をかわし、容疑についても「素人を殴るわけねぇだろ」と一蹴。石倉の言動、そして右手に巻かれた包帯を直接確認した有希子は、彼が犯人との心証を強める。
間もなく、梅本の銀行口座に不審な振り込みが2件あったことが判明。さらに、会見の映像を見直した有希子は、いつも戦闘態勢の石倉が加賀見に何かささやかれるや、一瞬だけ見せた不安そうな表情が引っかかる。