7月15日、映画「妖怪大戦争 ガーディアンズ」(8月13日[金]公開)の完成披露試写会が東京・TOHOシネマズ日比谷で行われ、寺田心、杉咲花、大沢たかお、三浦貴大、大島優子、赤楚衛二、三池崇史監督が登壇した。
杉咲が“狐面の女”、大沢が“隠神刑部(いぬがみぎょうぶ)”、三浦が“天狗”、大島が“雪女”、赤楚が“天邪鬼”と、主人公・渡辺ケイ役の寺田以外のキャストは妖怪役。寺田は「撮影中、(背後の等身大パネルを指さして)ほぼこの姿(妖怪)でお会いしていたので、皆さん(今は)素顔なので、はじめましてというか、不思議な気持ちです」と、久しぶりに共演者たちと会った心境を語った。
作品の注目ポイントを聞かれると、「一言でいうと“技術の集まり”です。特殊メークや衣装や小道具も細部までこだわられていて、それに演技が相まって、まさに妖怪そのもので、僕はそれに驚かされました」としっかりと説明。
大沢が演じる隠神刑部は808匹の狸を引き連れている狸の大妖怪。「メークから何から、撮影は全部大変でした(笑)。でも、今まで20何年間、妖怪を演じたことはなかったので、すごく毎日楽しく撮影させていただきました」と撮影を振り返り、「(撮影時は)実際に808匹の狸はいないんですけど、雰囲気作りで狸の絵は置いてあったので、それに話し掛けていました(笑)」というエピソードを披露した。