向井理「あの時の子生意気なガキがここまで大きくなった感じ」
中村と向井は、2007年、中村がデビューしてすぐの18歳の時に出演した映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」で共演以来、“おさむっち”、“倫也”と呼び合う仲だが、中村は向井の「悪役芝居、すげー楽しみです」と言い、「クールで、無駄なことをあんまりしゃべらないイメージ。なので、すごく“ド悪役”な発声をしてもらいたい。そんなおさむっちの姿を観たら、舞台上ニヤニヤしちゃうかも」とニヤリ。
また、中村は当時の向井のことを「ブレイク前でしたが、当時からすごく目立っていて。戦争映画なのに、ものすごくシュッとしてる人がいるなと。それ以来、懐かしてもらっていて、すごく楽しみです」と笑顔で語った。
一方、向井は中村のことを「あの時の子生意気なガキがここまで大きくなった感じで。最年少でみんなの弟みたいな感じで、その時から生意気でした」と明かして中村の笑いを誘うも、「お互い、十何年、演劇を含めてお芝居の世界でどっぷりやってきているので、そういうのを刺激し合えればいいですね」と期待を寄せていた。
2021年劇団☆新感線41周年興行・秋公演 いのうえ歌舞伎「狐晴明九尾狩」は、9月17日(金)より10月17日(日)まで東京・TBS赤坂ACTシアターにて、10月27日(水)より11月11日(木)まで大阪・オリックス劇場にて上演。
◆取材・文=TAKAMI