第6弾で加地がミスを連発
第6弾では、帝都医科大学付属横浜分院で働いている加地。ところが、得意の腹腔鏡オペでミスを連発してしまう。加地、視力も落ちるわ、腰も痛いわ、見て見ぬふりをしていた「老い」が本格化し、思うようなパフォーマンスができなくなっていたのだった。
そんな加地に突き付けられたのは、離島にある分院の病院長ポスト打診という「事実上の戦力外通告」。しかも続けざまに、彼女が加地に見切りをつけ、莫大(ばくだい)な資産を持つ余命6カ月の起業家に乗り換えていたことも判明する。
また、その起業家が、最期までやり残したことをまっとうするべく入院を拒否し、なぜか加地を付き添いの主治医に指名。2人は行動をともにすることになる。忍び寄る己の限界に打ちひしがれ、ため息街道まっしぐらの加地はふたたび医師として、男として、どん底からはい上がるために奮闘していく。なお、今回の主要キャラクターを演じる出演者は後日発表となる。
「ドクターX」主要キャラクター陣の豪華特別出演が決定!
今回は2020年の第5弾に続き、2度目の「ドクターY」出演となる内田有紀、そして第3弾(2018年)と第4弾(2019年)にも登場した遠藤憲一がそろって参戦する。内田が演じるクールなフリーランス麻酔科医・城之内博美は登場早々、すっかり弱気になってしまった加地をビシッと格好よく叱咤(しった)激励。一方、遠藤が演じる愛すべきキャラクターの外科医・海老名敬は、どういうわけか海老名史上初のジャージ姿で、ホームレスのための炊き出しに並んでいた。