比嘉愛未主演のドラマ「推しの王子様」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第2話が7月22日に放送された。航(渡邊圭祐)のことを「理想の男性に育てる」と決めた主人公・泉美(比嘉)。しかし航は思った以上の残念男子だった。(以下、ネタバレがあります)
社会人の心得をまったく知らないポンコツな航
本作は、乙女ゲームを制作するベンチャー企業の社長・泉美が、ゲームのキャラクターにそっくりな航を理想の男性に育てるため奮闘する“逆マイ・フェア・レディ”な日々を描くロマンティックコメディー。
「夢なんて持つだけ無駄」という航に過去の自分を重ねた泉美が、自身の会社「ペガサス・インク」で航を雇うことにした第2話。本音のところでは自身の理想通りに作った乙女ゲームの主人公・ケント様に「そっくりなのに、中身が全然イケてないなんてありえない!」という思いがあり、泉美は「絶対ちゃんと育ててみせる」と誓った。
プランナーの有栖川(瀬戸利樹)の下で、雑用から始めて仕事を覚えることになった航。しかし、電話応対のマナーや漢字、敬語もろくに知らない航に有栖川たちは頭を抱えた。
社員に送ったメールでは「返信願います」を「変身願います」と間違えるありさまで、芽衣(徳永えり)が「仮面ライダーじゃないんだから」とツッコんだ。航役の渡邊、また有栖川役の瀬戸はともに仮面ライダーシリーズ(テレビ朝日系)の出身であるため、しゃれっけのある一場面となった。
しかし、あまりのポンコツぶりに見ている側も心配になるほど。社員たちから泉美にも面倒を見てほしいと訴えられ、さらに野宿しようとしているところを見掛けた泉美は期間限定で航を自宅に住まわせることにし、マナーも教え込む展開に。