STU48を卒業する薮下楓が最初で最後の写真集「さよならの余韻」(玄光社)を、7月30日(金)に発売。SNSでの投票によって決定した衣装やロケ地で撮影され、ファンの声も反映された1冊となっている。
8月8日(日)に兵庫・神戸国際会館こくさいホールで行われる卒業コンサートもいよいよ間近。この日を最後に芸能界からも離れるという彼女に、写真集について、卒業後の願望などについて聞いた。
――STU48卒業を目前にして初めてのソロ写真集発売です。
本当にビックリしました。まさか自分が…という気持ちの方が大きかったですけど、こうやって卒業記念という形で写真集を出させていただけるのはうれしかったです。
――ロケ地や衣装はファン投票も反映して決めたそうですが、STU48のシングルのMVと同じ場所での撮影が中心になっていますね。
「風を待つ」のときの広島・尾道、「ペダルと車輪と来た道と」のときの生口島・未来心の丘、「思い出せる恋をしよう」のときの呉・大崎下島の御手洗地区に行きました。
尾道に行くのはたぶんMV撮影以来で、久々に階段を上りましたけどやっぱりきつかったです(笑)。「青春!」っていう感じのMVをオマージュしたような撮影をして、いい思い出がよみがえりました。
未来心の丘のカットは「ペダルと車輪と来た道と」のときと同じ立ち位置で、両隣にゆみりん(瀧野由美子)と(岩田)陽菜ちゃんがいたんですけど、今回はそこで一人で撮りました。「道広い!」とか思いながら(笑)。
――御手洗地区の撮影では、セーラー服を着ていますね。
人生最後の制服姿ですね(笑)。制服自体は撮影やライブで着ることが多かったんですけど、実際の高校卒業から考えると2年ぶりになります。STU48はブレザーというよりはセーラー服のイメージが強かったので、最後にまた写真集で着ることができてうれしかったです。
――衣装と言えば、ファン投票では水着が圧倒的な人気だったとか。
だろうな、って思いました(笑)。STU48では海を背景にして撮影することは多かったですけど、砂浜まで行くことはほとんどなかったんですよ。私自身もあまりアウトドアな人ではないので、瀬戸内海にも入ったことがなかったんですけど、はだしになって砂浜を走ったりしたのが楽しかったです。
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