お笑い芸人たちが人生を一変させるチャンスをつかむ、お笑いの“賞レース”。今年も「キングオブコント2021」、「M-1グランプリ2021」「―THE W」の予選やエントリーがスタートし、既に熱を帯びてきた。そんな中、「賞レース全部出る!」と自身のラジオ番組で宣言し、注目を集めているのが、アルコ&ピースだ。バラエティー番組などで独自のスタイルが人気を博している結成15年目で、今年が“M-1ラストイヤー”となる彼らに、なぜ挑戦を決意したのか、インタビューで聞いた。
M-1ラストイヤーにして、再参戦した理由とは?
――ラジオでは、「サラリーマン金太郎」を読んだことがきっかけとおっしゃっていた、お2人の賞レースへの参加。他にも何かきっかけがあったのでしょうか?
平子祐希:「総合的な理由があるんですが、50歳くらいになったときに、出とけばよかったと思いそうだなというのがリアルに想像できて。夏場から年末は、若手芸人にとって結構緊張感がある季節なんですよ。それを何年も過ごしていたんですが、18年を最後に出なくなり季節感をちょっとなくしていて。昔は、秋口になってキンモクセイの香りがするころが「キングオブコント」の準決勝だったので、あの香りが香ってくるといつもハラハラしていたんですよ。なので今年はそれを呼び戻そうかと思いましたね」
酒井健太:「それを平子さんから聞いて…。僕からの発信はないですね(笑)。まぁやるからには頑張ろうかなと」
――出場していないときは、賞レースに対してどのような気持ちで見ていたんですか?
平子:「普通に気楽な感じで見ていましたね」
酒井:「それなりに楽しんでいましたよ。ただ、心のどこかであの舞台はいいなという思いはありましたね。やっぱり輝いて見えるというか。あの独特な空気をまた味わってみたいというのは、あったのかもしれないです。あとマヂカルラブリーみたいに昔から一緒にやってきた人たちが優勝すると、余計に気持ちが強くなる部分もありました」
毎週火曜夜0:00-1:00
TBSラジオにて放送中
公式YouTubeチャンネル「アルピーチャンネル」
「キングオブコント2021」
秋放送予定 TBS系
準々決勝は8月13日(金)より開催
M-1グランプリ2021
12月放送予定 テレビ朝日系
予選1回戦は8月1日(日)より開催