「学生時代は野球に憑りつかれていた」

――映画「ジャングル・クルーズ」は、ある意味ではアマゾンに伝わる“不老不死の花”に憑りつかれた人間たちの物語のようにも感じました。斉藤さんが人生の中で最も魅了されたことは?
両親から「とにかく野球が好きだから野球をやってくれないか?」と言われて、幼稚園から高校までずっとやっていたんですけど。正直、僕は野球が大嫌いだったんですよね。両親に早くから演劇の勉強をしたいとも、「俺、(野球は)下手だよ⁉」とも言っていたんですけど、結局続けさせられて(笑)。
中学までは部員が少なかったから、試合に出られたんですけど、高校に行ったらもう全然で。試合なんか出られるような実力も技術もなかったから、僕ピッチングの練習のためにバッターボックスに立って、デッドボールを受けてたんですよ。硬式のボールが何球も身体に当たったりして、本当に痛くて。当時の自分には野球しかなかったんですけど、練習が精神的にも体力的にも苦しくて辛くて、すべてがもうボロボロになっている状態でした。それでも最後までやりきったっていうのが、自分の中でいつの間にか野球に憑りつかれていたのかなと。
野球にハマったというか、当時はもう野球のことしか考えていなかったから、自分の根っこにチームプレーだとかが勝手にしみついてますね。いまとなってはあのときの経験が糧になっています。たとえば、何かちょっと辛いことがあったとしても、あのときの練習とかを思い出したら「なんでもやっていけるな」って思うし、芸人で身体を張る仕事をやっていても「いや…あのときのタイヤ引き、本当にヤバかったしな。だったら蛇に噛まれるくらい全然余裕だな」とか(笑)。
当時は本当に無我夢中で野球をやっていたので、そのときの経験がいまだに活きているなと思うことはすごくあります。でも、野球は二度とやりたくないですけどね(笑)。
7月29日(木)映画館&7月30日(金)ディズニープラス プレミア アクセス公開
(※プレミア アクセスは追加支払いが必要)
出演:ドウェイン・ジョンソン エミリー・ブラント
監督:ジャウム・コレット=セラ
原題:Jungle Cruise
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
公式サイト:junglecruise.html
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