比嘉愛未主演のドラマ「推しの王子様」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第3話が7月29日に放送。航(渡邊圭祐)を理想の男性に育てようと奮闘中の主人公・泉美(比嘉)が、仕事でピンチを迎える様子が描かれた。(以下、ネタバレがあります)
泉美らが新規出資を取り付けるため奮闘
本作は、乙女ゲームを制作するベンチャー企業の社長・泉美が、ゲームのキャラクターにそっくりな航を理想の男性に育てるため奮闘する“逆マイ・フェア・レディ”な日々を描くロマンティックコメディー。
第2話は、泉美たち「ペガサス・インク」は、新作乙女ゲームの開発に向けて、水嶋(船越英一郎)率いる「ランタン・ホールディングス」に企画書を提出。その場に水嶋は現れなかったが、企画のさらなるブラッシュアップを提案される。その後、泉美たちは何とか最終プレゼン用の企画書をまとめ上げるが、さらにランタン側からむちゃな注文をされる、という展開に。
突然の新キャラ追加、予算カット…。水嶋が不在の中、打ち合わせのたびに新しい担当者が現われて難題を突き付けられる。外野として見ているだけならば面白いのだが、当たらずといえども遠からずの経験をした視聴者からは「こういうことある」「身に覚えがあってつらい」といった声が上がった。
スタッフに負担をかけていることに苦悩する泉美。そんなピンチを救ったのは航だった。入社したものの、ゲーム業界の専門用語を理解できず、苦戦していた航は、泉美から学ぶことの大切さ、楽しさを説かれた。そんな中で「本を読むことでその作者の考えに触れることになる。自分が知らなかった考えを知ることができるの」という言葉を思い出し、水嶋の自伝を泉美に渡した。
泉美はそこから「徹底的にユーザーの目線に立つ」というヒントを見つけ、水嶋から出資の承諾を得ることができた。
もともと泉美は自分で起業しようと思っていたのではなかった。現・副社長の光井(ディーン・フジオカ)に誘われたのがきっかけで、そこから懸命に勉強をして社長を務めている。そんな泉美や航らの仕事での奮闘ぶりは“お仕事ドラマ”として十分な見応えを発揮している。