清原果耶がヒロインを務める連続テレビ小説「おかえりモネ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。第12週「あなたのおかげで」(56~60話/8月2日[月]~6日[金])では、ダンサーの菅原小春が車いすマラソン選手・鮫島祐希役で出演。強烈なキャラクターで存在感を見せつけている。(以下、ネタバレがあります)
「とにかく勝ちたい」
百音(清原)も東京での生活にだいぶ慣れてきた2016年夏、鮫島が百音の職場・ウェザーエキスパーツを訪れた。鮫島は、世界的な大会の選考会で天候を読み間違えて熱中症になり、代表を逃した過去がある。そのため、次の大会には何としても出たいと、朝岡(西島秀俊)を頼ってやってきたのだった。
58話の初登場シーンから、社屋1階のふれあいコーナーに置かれているゲームで本気になって“負けず嫌い”ぶりを見せつけた鮫島。「次の東京(パラリンピック)は絶対出たいんで」「4年後は年齢も上がる。でも歳なんか関係あらへん。とにかく勝ちたい。負けたままでは絶対終わらへん」と、競技への並々ならぬ思いを口にした。
59話では、鮫島のトレーニング風景を百音が見学するシーンも登場。ルームランナー式のマシーンに車いすマラソンの競技用車いすを取り付け、猛烈に漕ぎ続ける鮫島の様子が映し出された。
腕だけで車輪を回し、激しく漕ぎ続ける鮫島。日に焼けた肩の三角筋が盛り上がり、鍛え上げられた筋肉ならではのハリがくっきりと浮かび上がっている。その迫力に百音も圧倒された様子。職場に戻ると「時速30キロとか出てるんですよ?カッコよかったです!」と興奮気味に内田(清水尋也)と莉子(今田美桜)に報告した。