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草なぎ剛インタビュー「嘘の戦争」が照らしてくれた次のステップ

2017/03/24 11:00

クールな世界観の撮り下ろしグラビアも掲載
クールな世界観の撮り下ろしグラビアも掲載

草なぎ剛が、発売中の月刊ザテレビジョン5月号の連載で、14日最終回を迎えた主演ドラマ「嘘の戦争」(フジ系)について振り返った。

「(『嘘の戦争』が終わって)寂しいのとも違うな。やりきった感はすごくある。最終話の興三(市村正親)とのクライマックスシーンは、このドラマを撮っていて一番シビれたね。あの日は市村さんと直さん(藤木直人)と3人、一日ずっとスタジオで撮影だったんだけど、撮影終了後、家に帰ってきて寝付きまで、スタジオの市村さんの泣き声がずっと頭から離れなかったんだよね。いや、寝て夢の中にもいた。だから市村さん、本当にすごいなと思って。ラストシーンはタイに戻るって決まってて、もう最初に撮ってきちゃってたけど、たぶん浩一(草なぎ)はタイへ行って一か月ぐらいで詐欺師やめるんじゃないかと僕は推測してる。そのぐらいのパワーが出てるシーンだった」

―「嘘の戦争」が終えて、今後の「芝居」について

「これからは…そうだねぇ。僕はもともと先のことは考えないタイプなのでね。こないだも『めざましテレビ』(フジ系)の軽部真一さんに今後のことを聞かれたり『役者として』みたいなことを言われたけど、僕は別に役者じゃない。でも演じることは好きなので、チャンスがあればドラマでも舞台でも演技したいとは思う」

―「嘘の戦争」で得ることができたものは?

「最終話の浩一のセリフでね、こういうのがあったんですよ。『嘘もつき続ければ、ひとつぐらいは本物になるかもな。一ノ瀬浩一は死んだ。復讐に囚われた男は消えて、別の人間になれるかも。だから俺はつき続ける。嘘が、嘘じゃなくなるその日まで』って」

「これって、脚本の後藤(法子)さんが僕にあて書きしてくれたんじゃないかなと。浩一は消えて、復讐に囚われた男は消えて、また別の人間に僕はならないといけない。演じるってそういうもの。嘘なんだけど、みんな嘘をいかに本物に見せるかっていうことをやってドラマを作っているわけで。あれは後藤さんが僕に演じることをこれからももっともっと続けてほしい、続けさせようとしてくれて書いてくれた言葉だなと。次に進める素敵なセリフをもらいました」

月刊ザテレビジョン5月号では、インタビュー完全版を掲載。次回作への願望や、「ミになる図書館」のゴールデン生放送が決定した中居正広へのメッセージなども語っている。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

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