八乙女光と伊野尾慧、NHK特番「#あちこちのすずさん」に出演 戦時中の生活のエピソードに『僕たちが伝えていくべきなのだろうと』
8月12日(木)にNHK総合で放送される特集番組「#あちこちのすずさん2021~教えてくださいあなたの戦争~」(夜7:30-8:42)。番組に出演する映画監督・片渕須直、Hey! Say! JUMPの八乙女光と伊野尾慧、千原ジュニア、長濱ねるが収録を終えた感想を語った。
同番組は、映画「この世界の片隅に」(2016年)の主人公・すずのように戦時中でも毎日を懸命に暮らしていた人々を探し、ハッシュタグでつなげていくというプロジェクト「#あちこちのすずさん」の特集番組。2021年の主なテーマは「不自由な時代を生き抜いた生活の知恵」。
番組では、すずの暮らした家を模したバーチャルスタジオを舞台に、視聴者から寄せられた「全国のすずさん」のエピソードをアニメにして紹介。出演者が、アニメ化されたエピソードを元にトークを繰り広げる。
片渕須直のコメント
いろんなことが出来なくなっている状況で、毎年放送している「#あちこちのすずさん」が今年も続けられたことは本当に意義があると思っています。私たちがスタジオにいるだけでなく、オンラインで全国の若い人達と番組でご一緒できたことは、コロナに対するひとつの抵抗になったような気がしています。
「#あちこちのすずさん」は、過ぎ去ったもの、縁もゆかりもない昔の人たちの話ではなくて、自分たちとちょっとしたつながりがある人たちの話だと思い出すことができる番組だと思っております。戦争は“時代”と捉えがちですが、そこにいるのは一人一人の人生なんだとものすごく実感することができました。
千原ジュニアのコメント
「#あちこちのすずさん」への出演は今年で4年目となりますが、本当にいい番組に関わらせていただけてありがたく思っています。番組内での子どものために躊躇なく物資を持って帰った母親のエピソードが印象的でした。家族への愛、生きようとする強い力を感じました。
今年はコロナ禍で自由ではない状況ですが、戦時中は比べものにならないくらい大変でした。先人たちはこんなものじゃなかった。この状況をみんなで力を合わせて乗り越えていきたいと思いました。この番組はぜひみんなに見てもらいたいです。むしろ、みんなが見ないといけない気がしています。