清原果耶がヒロインを務める連続テレビ小説「おかえりモネ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。8月17日放送の67話では、百音(清原)の父・耕治(内野聖陽)が突然登場し、視聴者を沸かせた。(以下、ネタバレがあります)
今週は第14週「離れられないもの」(66~70話/8月16日[月]~20日[金])を放送中。67話では、同じ地域が何度も豪雨災害に見舞われ、度重なる立て直しを余儀なくされていることに朝岡(西島秀俊)が気象予報士として「何か(命を守ることとは)別の問題に直面しているのではないか」と問題提起する、というエピソードが描かれた。
それは、震災に続き台風の直撃で危うい思いをした気仙沼を故郷に持つ百音にとっても切実な問題。だが、思い悩む百音に菅波(坂口健太郎)は「たびたび命に危険が及ぶような場所は、もはやその生物にとって適した環境とはいえない。離れた方がいい」とあっさりしたもの。
話を聞きながら、うつむいて「でもやっぱり、思います。離れてよかったのかなって…」と絞り出した百音に菅波が思わず触れようとした本編ラスト30秒、2人の背後に立ち尽くす耕治がカメラに写り込んだ。
耕治の存在に気づいた菅波は、それが百音の父親と知り動揺。百音は絶句し、耕治は「驚かそうと思ったんだけど…驚いちゃったな、ハハ」と顔をこわばらせながら作り笑い…と、なんとも気まずい雰囲気に。その瞬間、副音声では「笑うコージー。目は笑ってない」の説明が加えられた。