清原果耶がヒロインを務める連続テレビ小説「おかえりモネ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。8月18日放送の68話では、百音(清原)の父・耕治(内野聖陽)と気象キャスターの朝岡(西島秀俊)ふたりきりの会話がじっくり12分間かけて描かれ、大きな反響を呼んだ。(以下、ネタバレがあります)
今週は第14週「離れられないもの」(66~70話/8月16日[月]~20日[金])を放送中。69話では、百音の職場を見学に訪れた耕治が朝岡に会い、2人が話し込む様子が描かれた。
エントランスに置いてある故障中の竜巻マシーンをひとりで運ぼうと苦戦していた朝岡に、耕治が手を貸しながら、声を掛けた。「あの、あの、あの…毎日見てます、朝…。あの、父です、永浦百音の」と名乗ると、朝岡は「えっ、本当ですか?」とびっくり。
「いつもテレビで見てっから、初めて会った気がしねえっつうか…」とミーハー発言もしつつ、装置の配線を見て「ちょっと、いじらせてもらってもいいですか?」と直し始めた。
このシーン、ドラマ「きのう何食べた?」(2019年ほか、テレビ東京系)で料理好きの弁護士・シロさん(西島)とその恋人で美容師のケンジ(内野)として共演した2人の再共演とあって、喜びの声が多数。
冒頭、耕治が口にした「初めて会った気がしない」には、“何食べ”ファンから「それな!」「そりゃそうだ!一緒に暮らしてたんだから!!」「このセリフは完全に“何食べ”勢へのサービス笑」といった声が飛び交い、「初めて会った気がしない」がYahoo!リアルタイム検索ランキングのトレンド1位に躍り出た。
「離れられねえんだな、あれは」
だが、この回の見どころはその後にあった。雑談の中で、漁師をしている龍己(藤竜也)がさっさと帰ってしまった、という話になり、耕治がふと口にした「海から離れられねぇんだな、あれは」の一言が、朝岡の心をとらえた。