4月3日(月)からリニューアルするTBS夕方のニュース「Nスタ」(毎週月曜~金曜昼3.50-夜7.00、TBS系)の出演陣、井上貴博アナウンサー、ホラン千秋、国山ハセンアナウンサーの3人が、3月26日に同局で行われた番組の会見に登場した。
メインキャスターの井上アナウンサーは、これまで「朝ズバッ!」('13~'14年、TBS系)や「白熱ライブ ビビット」(毎週月曜~金曜朝8.00-9.55、TBS系)などの情報番組で活躍。プレゼン力を生かし、今回報道番組のメインキャスターに挑戦する。
また、井上と共にホランと国山アナウンサーもキャスターとして番組を支える。
会見では、それぞれ番組への思いや共演者の印象などを明かした。
――「Nスタ」出演が決定した今の心境をお願いします。
井上:今回、このお話をいただけて大変光栄に思っております。TBSの夕方のニュース番組の歴史や重み、そして先輩方が作り上げてきた空気感を大事にしながら肩肘張らず、等身大でぶつかろうと考えております。
プレッシャーとか不安とか、そういうものが大きくなってきているのが正直なところですが、チームとして、ぶつかり合って切磋琢磨(せっさたくま)し合っていいものを作り上げていきたいその一心です。どうぞよろしくお願いいたします。
ホラン:これだけ大きな番組に関わらせていただくことって、人生であるかないかっていうくらいの機会だったので、最初にお話をいただいた時は本当に驚きました。
プレッシャーや不安を感じている時もあったんですけど、そんなこと感じている暇ないなと思うくらい少しずつ責任感や使命感を日々かみしめているところです。
本当に未熟な点もたくさんあると思いますが、一つ一つ記者の皆さまが全国から集めてきてくださったニュースをテレビの前の皆さんに真摯(しんし)に丁寧に届けるということを心に留めて、一生懸命頑張っていこうと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
国山:大変プレッシャーも感じておりますが、非常にワクワクしております。この中では、一番年下ということになりますので、求められていることはアグレッシブにどんなことにもチャレンジする姿勢だと思っています。このメンバー一丸となって「勝つ」ことを目標に頑張っていきます。どうぞよろしくお願いいたします。
――お三方それぞれの印象を教えてください。
井上:ホランさんは、私にとっては大きくありがたい存在です。まだ何度しかお会いしていないんですけど、仕事に対する姿勢や番組に対する熱量をビシビシ感じています。
ですので、本気でぶつかっていいものが作れるんじゃないかなという期待感があります。思ったことを率直に発言できる強さと、その場の空気とかバランスを瞬時に感じ取れるしなやかさを兼ね備えている方だなと感じています。
国山アナウンサーは、かわいい後輩です。不安やプレッシャーが大きく、「大丈夫かなぁ」と思っているときにハセンくんに話すと「先輩、大丈夫っすよ!」と言ってくれるんです(笑)。ちょっと自分が落ち込んだ時に声をかけれる、そんなありがたい存在ですね。
ホラン:アナウンサーの方々は一歩退いて後ろから支えているイメージの方が多いのですが、井上さんはとにかく激熱! 自分から前に出て発信していくという強い意志をすごく感じますし、闇雲にただ前に出るだけでなく、前に出たらちゃんと皆を引っ張っていくんだという座長感というものを準備期間中にひしひしと感じています。
ハセンさんは、「アッコにおまかせ!」(毎週日曜朝11.45-昼12.54、TBS系)でもご一緒させていただいたんですけど好青年の殻をかぶった腹黒な感じの方なのかなと思ってました(笑)。
でもこうやってお話を伺っていると、結構客観的で冷静なところもたくさんあってその上でのポジティブさやアグレッシブさがあって…。私が自分を見失って客観視できなくなっていたら、ハセンさんに頼ろうかなと思っております。
国山:井上アナウンサーは、私が入社1年目の時に「朝ズバッ!」でメインキャスタ―をされていまして、そのスキルやスペックの高さに驚愕(きょうがく)した覚えがあります。ここまでプレゼンターとして優秀な先輩がいるのかと。こうやって同じ番組で共演できることを大変うれしく思っておりますし、とても尊敬しています!
ホランさんは、どんなことを振られても的確に返しますしユーモアにもあふれていますし、ここまでマルチにすべてにおいて活躍できる女性がいるのかと驚愕しております。
あと、食べるのが早いなぁと思いました(笑)。いい意味でがさつな部分もあるので、そういう部分をいじってお二人の良さをうまく引き出していければなと思っております。
――4月から新しく「Nスタ」にチャレンジする皆さんから、この春に新しい生活が始まる方や、新しいことに挑戦する方へメッセ―ジをお願いいたします。
井上:環境が変わったり、新生活が始まったりすると不安の方が大きいと思うんです。でも、僕自身も不安の中に身を置けるということの喜びを感じているのでプレッシャーや重圧は「あ、これはありがたいんだな」って思うようにしています!
ホラン:新しい大きな海の中に飛び込んでいくというのは私も苦手なタイプで、あまり考えずにしています。
嫌なこともいいことも、時間は等しく去っていくので、「つらいなぁ」と思うことがあったら、友達と話してみたり両親に話してみたりとか、深く考えずに日々過ごしていってほしいと思います。
国山:4月がスタートというのは日本独特の文化だなぁと思っています。新しい生活が始まるというプレッシャーを感じずに、素直にワクワクしてもらえればなと思います!
ほか番組には、山内あゆアナウンサー、小林由未子アナウンサー、山本恵里伽アナウンサーも出演。お天気キャスターには、森田正光が決定している。
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