トークの中盤で桐山から、松島が「僕、着物を買ったほうがいいですか？」と、稽古着に何を着たらいいかという、初舞台ならでは初々しい質問をしていたことが暴露されると、松島は「着物はちゃんと購入して、今日も自分で着付けてきました。もともと着物が好きで、着付けを学びたかったので良い機会をいただきました」と語り、人一倍の向上心と探究心をのぞかせた。
また、松島は稽古中、「どうしても芝居をしていると独りよがりになってしまって…。相手役の方と上手にコミュニケーションが取れない時に(桐山に)相談しました」と壁にぶつかった時のエピソードを話し、桐山から「自分ひとりではなく、一緒にステージに立っている方と(舞台上で)会話をすることを意識すると、お芝居がうまく見えるよと教えてもらいました」と桐山からアドバイスを受けたことを報告。
すると桐山は「めちゃくちゃ恥ずかしい。そんなこと一切言ってません。夢や！」と茶化していたが、照れる桐山をよそに「（桐山から)的確なアドバイスをいただいたので、相手の演じ方に合わせて自分もその都度、芝居を変えていくことを学びました」と改めて座長への感謝を述べていた。
同舞台は9月5日(日)から9月20日(月・祝)まで、東京建物Brillia HALL 、9月25日(土)から28日(火)まで森ノ宮ピロティホールで上演。
取材・文＝原千夏
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