波瑠が主演を務めるドラマ「ナイト・ドクター」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)の第10話が9月6日に放送された。クライマックスに向けて結束を強めていく美月(波瑠)たちの姿が感動を呼んでいる同作。深澤(岸優太)の成長ぶりにも感動の声が上がった。(以下、ネタバレがあります)
試験的に結成された夜間救急専門の医療チーム“ナイト・ドクター”の活躍を描く同ドラマでは、肉体的にも精神的にも厳しい現場で戦いながら唯一無二の絆を紡いでいく5人の救急医を波瑠、田中圭、岸、北村匠海、岡崎紗絵が演じている。
第10話は、雷雨により停電になった病院内でのナイト・ドクターたちの決死の奮闘が描かれた。電気を使った医療機器を命綱にしている患者たちが、自家発電ができない自宅や小規模医療機関の停電で次々と命の危機を迎えてしまう展開。
人手も足りず、ベッドも満床に。5人の指導医・本郷(沢村一樹)の「どうするかはおまえたちで決めろ」の言葉を受け、真っ先に声を上げたのは深澤だった。
「自分は受け入れたいです。どんな患者も受け入れるのがこの病院の…僕たちの理念だと思うので」。その言葉に幸保(岡崎)、成瀬(田中)も賛同し、チームは一気に結束。停電のせいでその後も受け入れ要請が絶え間なく入る中、休日シフトだった美月も合流し、廊下やロビーも使ってできる限り患者を受け入れていった。
だが、院内設備の人工呼吸器をすべて使っても、新たな受け入れ要請はまだ続く。すると美月は風船型の器具を使って手動で空気を肺に送り込み続ける“バギング”を提案。「それって電気が復旧するまでずっと手動で酸素を送り続けるってことか?」と最初は戸惑いを見せた深澤も、すぐに思い直して提案に賛同。決意のこもった瞳で要請に「受け入れます」と返答した。