――写真集が出るそうですが、どんな仕上がりになっていますか？
1年以上にわたって、沖縄や大阪、京都など日本の各所を周りに周って撮影してもらったんです。写真展の関係で「なんかいろんなところに、よく行くなぁ…」ぐらいに思っていたんですけど、写真集を作るって分かったときはビックリしました(笑)。
――旅費もすごくかかっていそうですね。
かかっているんですけど、カメラマンさんがめちゃくちゃいろんなところに飛行機で行く人なので、マイルが貯まっていたらしいんです。それを使わせてもらったので、ちょっと融通がきく旅ができていたのかなと思います。すごく豪華になっているんじゃないかなと。
――写真集のコンセプトを教えてください。
春夏秋冬のくりえみを全部見せるっていうのと、カメラマンの福島裕二さんがすごく生々しい写真を撮られる方で、アーティスティックなんです。そういう私を本に残したいという思いを込めてもらいました。
――写真集のリリースが決まってからの心境はいかがですか？
私の性格なんですけど、目標を達成してしまったらすぐに別の目標ができるタイプなんです。写真集を出せることはうれしいんですけど、売り上げを出さなきゃって気持ちが強くなっちゃうんです。出すからにはみんなに手にとってほしいなと思います。
――写真集の見どころはどこでしょうか？
こんなにロケーションが違う写真集は他にはないという部分も見てほしいですよね。去年の8月に鳥取砂丘からスタートしたんですけど、行く時期を間違えました(笑)。秋ごろに行くのが常識らしいんですけど、真夏に行っちゃって。体感温度58度の中で撮影してもらいました(笑)。
まだ撮影してもらった写真をほぼ見られていないんですけど、私もある意味完成を楽しみにしている一人なので、みんなと同じ気持ちで見られたらいいなと思っています。それと、SNSに載せていないような写真がたくさん載っているので、写真集ならではのカットをいっぱい見てほしいです。
◆取材・文＝鳥羽竜世
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