“根性論”よりも“理論的”に
――今回のロケを行ってみて、いかがでしたか?
コロナ禍という状況で、(桑田さんの)自宅で取材させていただいたというのが驚きとともに感動もありました。僕はMattさんにお会いするのが初めてだったんですが、お二人に良い親子関係っていうのを感じさせてもらってから取材が始まったので、非常にいい雰囲気でしたね。
僕は1985年デビューなんですけど、桑田さんも1985年に巨人に入団されたということで、歩んできた環境や状況などがほとんど同じで、共通点が多かったです。
なので、(お会いするのは)初めてなんですけど、初めてじゃない気がして。芸能界特有の、お互いに存在は知っているけど、会ったことがないっていう状況だったのですが、ざっくばらんにいろんなお話をさせてもらったので、ありがたかったです。
――桑田さんとの共通点が多かったとのことですが、具体的にはどういった点がありますか?
取材の中で自分たちが指導されていた側だった時の話になったのですが、当時は(分野は違えどお互い)“根性論”の練習を受けていたんですよね。受けている側は「これじゃ駄目なんじゃないか」と思いながらも、受け入れざるを得ないっていう状況でした。
だからこそ次世代には理論的な方法に変えていった方が、より建設的だって分かったんです。今回、桑田さんのお話をお伺いする中で、そういった考え方の共通項があるなと感じました。
昔、俳優には「“不良性感度”が必要だ」ってよく言われていました。要するに“悪っぽく見える”ってことなんですが、松方弘樹さんにもよく「ヒガシは、“不良性感度”がない!」って。でも、どうやっても僕は“不良性感度”が出ないんです(笑)。
なので「究極に真面目な方がいい」と考え、ストイックな道に行きました、それが僕にとって生きる道の一つだと思ったので。でもそういう先輩たちの考えがあったからこそ、また別の道も確立しなきゃいけないと気付けたんです。































