AKB48の大盛真歩、込山榛香、行天優莉奈が9月10日、都内にて開催された映画「未成仏百物語 ~AKB48異界への灯火寺~」初日会見に、総合監督の糸曽賢志氏と共に出席。劇中で怪談の語りを担当した大盛が、オファー時の不安を吐露した。
同作は、AKB48から選出された8人のメンバーがちまたに溢れている不可解な出来事やミステリアスな世界、心霊現象などを成仏させる怪談エンターテイメント作品。メンバーが披露する怪談は「ドラマ」「対談」「体験」「語り」の4つのジャンルに分けられ、その現場で供養・成仏させるストーリーとなっている。
大盛は「無事に公開初日を迎えられたということで、本当にとってもうれしい」と歓喜。「今日みたいに『暑いな』と思う日もまだまだ続くと思うので、ちょっとひんやりしに、この映画を見ていただけたらなと思います」とアピールした。
怪談「見初められる」の語りを担当する大盛は「『私で大丈夫ですか?』って何回も聞き返しました。話を覚えて話すっていうのが得意じゃないですし、滑舌がめちゃめちゃ悪いので不安でいっぱいだったんです」と唯一の「語りパート」を担当することに不安があったことを告白。
「なんとかたくさんたくさん物語を自分の中に取り込んで、円になって聞いてくれるメンバーのみんなに怖い話をするような感覚で話すっていう気持ちで挑んだので、普段の私じゃないような私が見られるんじゃないかなと思います」と努力の成果に胸を張った。
夜中に行われたという撮影については「怖くて寒いのか普通に気温で寒いのかわかんなくて、寒すぎてどうしようって思うくらい寒かった」と回顧。
続けて「私の語りパートの撮影は最後の最後で、めちゃめちゃ夜中。朝になるんじゃないかレベルだったので、私が失敗とかかんでしまったら、何回も撮るんじゃないかと思って、みんなが寒いって思ってるのに、私の語りのせいで押してしまったら申し訳ないという気持ちでいっぱいで、プレッシャーが今まで一番ってくらいでした」と振り返った。
しかし、なんとか撮影を終えると「みんなが『すごかったよ』って褒めてくれた」という。大盛は「この映画に出てるメンバーは普段一緒に活動することもないメンバーも多かったので、撮影で距離がグッと縮まってうれしかったなって思いました」と笑顔で語った。
◆取材・文=山田健史
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映画「未成仏百物語~AKB48 異界への灯火寺~」
9月10日(金)全国公開
出演:大盛真歩、小栗有以、行天優莉奈、倉野尾成美、込山榛香、坂口渚沙、鈴木優香、武藤十夢
能條愛未、國森桜/小向なる、赤澤巴菜乃/田中日南乃/川口葵
尾崎明日香、濱崎優姫、近藤雄介、飯野智司/ミセス・ヒロコ/大島てる
総監督:糸曽賢志
監督:山田雅史、鳥居康剛、大森研一
原作:「未成仏百物語」(竹書房刊)
製作:坂本香、人見剛史、後藤明信、龍原正、舛田淳
プロデューサー:井殿健太
構成:平野貴之
編集・予告:中村和樹
撮影:笠真吾、三浦佑太、野村浩代/鈴木智之、砂原洋一、横山学
録音:新井希望、内田達也、田中秀樹
助監督:葛西純、名倉愛、吉岡純平
企画・プロデュース:キグー
宣伝協力:LINE
協力:三和交通株式会社、長光寺、成仏不動産
公式サイト:https://www.mijyoubutsu100-movie.com/
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