9月23日(木)公開の映画「マイ・ダディ」で映画初主演を務める俳優ムロツヨシが、9月12日放送の「日曜日の初耳学」(MBS/TBS系)に出演。林修のインタビューに答え、15年の長きにわたった下積み時代と、それを乗り越えたきっかけを振り返った。
「せっかく会ったなら全員に好かれたい」
35歳で出演したドラマ「勇者ヨシヒコと魔王の城」(2011年、テレビ東京系)の魔法使い・メレブ役で一躍注目を集めたムロ。連続テレビ小説「ごちそうさん」(2013~2014年、NHK総合ほか)では変わり者の天才建築家・竹本教授役でお茶の間の話題をさらった。
人とのつながりをとにかく大切にしているムロは、「人の懐に入るのが大好きで、本当に」と屈託なく笑う。八方美人と皮肉られることもあるというが、「(そう言われたら)八方美人ではないですよ、十六方、三十二方で言ってますよ、360度ですわって言い返します。嫌われたくないんですよ。せっかく会ったなら全員に好かれたいですね」と本音も口にする。
「嫌われたと思ったら逆に関係性を築くきっかけだと思う。『(自分のことを)嫌ったな、あの人』っていうのは顏で分かるじゃないですか。そしたらもうチャンスですね」という筋金入りのポジティブさに、スタジオ陣からも「すごい!」と感嘆の声が上がった。
一人舞台の失敗がトラウマに
今でこそドラマに引っ張りだこのムロだが、35歳で人気に火がつくまで15年ほど、長い下積み時代を経験している。大学を3週間で中退して俳優を志した当初は「夢見たら絶対かなえる側の人間だと思っていた」。誰かが見つけてくれるだろう、と信じていた。
だが何年たっても芽が出る気配はなく、26歳の時に一念発起して自ら企画した一人舞台も「中身がまったくなかった、ビックリするぐらい」という出来。この経験がトラウマになり、ムロは自信を喪失した。
毎週日曜夜10:00-10:54
MBS/TBS系で放送
公式サイト:https://www.mbs.jp/mimi/
公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCY6UMp-CCaztcG-Ui5OVXXA
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