吉田羊、奥平大兼がCMキャラクターを務めるアフラック生命保険の新TVCM「おじいちゃん子」篇、「お金の負担」篇が9月17日(金)より全国で放映開始となる。
今回の新CMは、「家族への思い」をテーマに、同居する父が脳梗塞で倒れたことをきっかけに、突然初めての介護生活が始まった吉田が演じる主人公「厚子」と、奥平が演じる息子「真司」による共感性の高い親子の物語。親子役を務める2人は、2020年のドラマ「恋する母たち」(TBS)以来、2度目の共演となる。
ベッドから起き上がった介護状態の父・弘之の腕をマッサージしている厚子(吉田)。弘之が立ち上がるのを手助けしている息子・真司(奥平)を見ながら、厚子が心の中で「ねえ、真司。真司、ずっとおじいちゃん子だったよね」と呼びかけるシーンに続いて、まだ元気だった頃の弘之と幼い真司が一緒に本を読んだり、自転車の練習をしたりしている回想シーンが流れる。
束ねた新聞紙を持ち上げた時、何かの拍子で床に落っことしてしまう厚子。その時、「75歳以上の4.5人に1人が介護を受ける時代」と書かれた記事に目が止まり、「お母さん、おじいちゃんの介護してて思ったの」「自分の時どうなるのかなって」という厚子のモノローグが重なる。
買い物帰りの夕方、弘之の車椅子を押している真司と並んで坂道を歩く厚子。心の中で「長生きはしたいけど、真司の重荷になるのは…」とつぶやいていると、まるでその声が聞こえていたかのように、隣の真司がボソッと「俺は嬉しいよ」「長生きしてくれた方が」と話す。厚子はそんな息子の言葉を聞いて、嬉しさや頼もしさを感じつつ、照れ隠しもあって「その言葉、覚えてろ」と冗談めかしてつぶやく。
玄関にスロープをつける業者の作業を見守る厚子。つけ終わったスロープを、父・弘之を乗せた車椅子で試す真司を見ながら、厚子が心の中で「ねえ、真司。家族って、子どもが小さい頃もお金かかるけど」と呼びかけるシーンに、真司のランドセルを一緒に買いに行った時や、真司がサッカーのスパイクが壊れたと言いに来た時の回想シーンが重なる。
朝、学校に行く真司の弁当を包んでいる厚子。ふとテレビを見て、「介護費用の総額平均1,421万円」というテロップにハッとする姿に、「年とってもいろいろかかるんだね」というモノローグが入る。
デイサービスの車に、スタッフの介助で乗り込む弘之。その車を見送りながら、厚子が心の中で「将来、私やお父さんが介護になってもさ。お金のことで真司の負担になるのは…」とつぶやいている。
夜、ご飯の準備をしている厚子。風呂から上がってきた真司が冷蔵庫を開けながら、ボソッと「負担とかじゃねえし」「何のために家族がいると思ってんだよ」と話す。厚子はそんな息子の言葉を聞いて、嬉しさや頼もしさを感じつつ、照れ隠しもあって「真司のくせにえらそうに」と冗談めかしてつぶやく。
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