吉田羊、奥平大兼がアフラック新CMで再び“親子”に!「何か他人の気がしないんです、大ちゃんは」
吉田羊「彼が私の息子役だと伺って、顔の作りが似てるなと思った」
――親子役で共演するのは二回目ですが、久々に再会したお互いの印象は?
吉田:顔つきが精悍になったなと思いました。前回ご一緒した時、彼は引きこもっている役で、髪の毛もすごい長くて、目とかほとんど見えない状態だったんですよ。だから、まず目が見えることに感動して、しかもちゃんと顔を見て話してくれることに素直に感動しました。「あ、大ちゃんが部屋の外に出てる」みたいな(笑)。成長しましたよね。
奥平:前回の現場では面と向かってお話しする機会が少なくて、役的に一緒の場所に行ってもあんまりしゃべらなかったり、しゃべったとしても目を合わせなかったりとか。今回はなにげに、初めてこんなに長く、目を合わせてお話させてもらったので、最初はちょっと緊張しましたね。
吉田:あ、そうだったの?
奥平:一度ご一緒していますが、初めてみたいな感覚というか、新鮮な感じはありました。
吉田:おかげさまで今回、たくさん話ができました。今、彼はお芝居に対する渇望がすごくて、舞台なり、映画なり、おすすめの作品を何でも観たいという時期なんですよ。現場で、おすすめの映画の話をしていて、「覚えきれません」と言われて。
奥平:後でスマホで送ってください(笑)。二回も同じ現場でお仕事させていただく初めての方だったので、すごくお芝居もやりやすかったです。
吉田:まぁ、うれしい。こちらこそですよ。初めてご一緒した時、彼が私の息子役だと伺って、顔つきというか、顔の作りが似てるなと思ったので、「あ、私の息子にピッタリ」と思ったんです。私の中学生の頃にそっくりなんですよ。だから、何か他人の気がしないんです、大ちゃんは(笑)。
奥平:うれしいです(笑)。
――理想の家族像をお聞かせください。
吉田:うちの家族は本当に愛情深い人たちで、ピンチがあれば駆けつけてくれるし、悲しんでいれば寄り添ってくれるし、人の喜びを自分のことのように喜んでくれる本当に素敵な人たちなんですよ。この人たちは何があっても自分の味方だなって心から信じられます。
でも、それってきっと、たとえ血のつながりがなくても成立するのかなと感じますね。実際に今回、お芝居でも親子役として共演させていただくと、やっぱり愛情が湧くし、この子のために、何でもやってあげたいなという気になるので、血のつながりなんて関係ないのかなと思いました。思いがあれば。
――ちなみに、奥平さんのような息子さんがいたら、どんな子に育ててみたいですか?
吉田:興味あることをどんどんやって、その中で好きとか楽しいと思えるものをひとつでも多く見つけてほしいので、私は親として、その環境づくりを全力でしたいと思います。私自身、やっぱりお芝居が好きでこの世界に入って、それをお仕事にできているということが本当に贅沢で幸せなことだなと感じますし、好きだからこそ続けられるというモチベーションになっています。自分の人生なので、好きなことで人生をいっぱいにしてほしいですね。
――最近ご自宅での過ごし方でハマっていること、夢中になっていることは?
奥平:最近は、お洋服をいじりにいじりまくっています。自粛期間中で断捨離する人が増えたじゃないですか。でも、僕からしたらもったいないなと思います。
吉田:おぉ、SDGs。
奥平:周りで断捨離しようかという人がいたら、ちょうだいよ、と言っていました。
吉田:あげようか?
奥平:本当ですか!こういうシチュエーションが増えてきて、リメイクする幅が広がっています。
吉田:何でもいいの?リボンとかでも?
奥平:布であれば、何でもうれしいです。一気に服をもらえることは、普通はないので、最近はもうウハウハ状態ですね(笑)。
吉田:大ちゃん、いつか和服も着てね。
奥平:着てみたいですね。
吉田:私は着物が好きで、着物を着ている日本人の男性ほどセクシーなものはないと思っているので、ぜひ着ていただきたいです。
奥平:僕のまだ知らない世界ですね。
吉田:今度、浴衣をプレゼントします。それこそ、男性と女性で作りが違うんですよ。
奥平:そこが面白いですね。
TCエンタテインメント