お天気キャスター貴島明日香「病んでいた」過去を告白「ゲームにすごく支えられた」<インタビュー>

2021/09/17 08:30 配信

芸能一般 インタビュー 独占

貴島明日香 撮影:関根いおん

兄の影響でゲーム好きに


「幼稚園児ぐらいのときから、お兄ちゃんがゲームしている姿を横で見るのが好きでした。小学校の低学年のときにDSが出たので、最初は『さわるメイドインワリオ』とか『マリオカート』『どうぶつの森』などのタイトルを遊んでいましたね」。

オンラインゲームを楽しむようになったのは、貴島が小学4年生になったときのこと。兄に教えてもらい、ネットゲームに熱中するようになる。

「『ネットマーブル』といういろんなゲームがたくさん提供されているサービスがあって、タイピングゲームやオセロなどで遊んでいました。アバターを自分でカスタマイズしたりも。それまでは一人で楽しむって感じだったんですけど、人と対戦したりしゃべったりするゲームはすごく楽しいなって」。

FPSゲームのデビューは中学1年生になってから。サバイバルホラー要素を含んだシューティングゲーム「Left 4 Dead」を兄からプレゼントされたことがきっかけだった。ゲーム実況やFPSが好きになったのは、兄の存在が大きかった。

「昔から兄は変なアフレコを入れたりとか、しゃべりながらプレイしてくれたんです。今で言うゲーム実況ですね。普段のゲーム中は無言なんですけど、私が横で見ているときはアフレコしてくれて、妹を楽しませてくれたのかなと思います。それがすごく好きだったので自然とゲームも好きになれたし、今でもゲーム実況動画が大好きで毎日見ています」。

原体験からゲーム実況というジャンルを好きになった貴島は、やがて自身でもチャンネルを開設。生配信でゲームをプレイするようになる。

「ずっと『CoD』(※Call of Duty)のブラックアウト(※大人数でのサバイバルモード)をやっていたんですけど、『Apex Legends』や『Fortnite』がはやっている時期だったので、友達と一緒に『Apex』を始めました。ちょうどその頃に『OPENREC.tv』でゲームチャンネルを開設して、生配信でたくさんの人に見てもらえるようになりました。そのあとにYouTubeチャンネルも開設して、ファンの方とコミュニケーションを取りながらやったり、たまに雑談もしたり。ゲームに関係ない飲み配信も。あとは、生配信の切り抜き動画をアップするようにしたら、さらに見てくれる人が多くなりました」。

YouTubeではゲーム実況をはじめ、さまざまな配信をするようになった貴島。ゲーム実況については、特にうれしそうに話してくれた。

「ゲーム実況の良いところって、一緒に誰かと楽しんでいる感覚になれる部分ですよね。自分が触れたことのないジャンルだけど、誰かがやっているのを見たら自分もやりたくなるとか。ホラーゲームを自分でやるのは怖いけど、この人がやってくれたら怖さも軽減するなとか。一緒にやっている感覚になるなっていうのがすごく良いところだと思います」。

今でこそ「貴島=ゲーム好き」という印象が強いが、チャンネル開設以前まではゲーム好きを公言してこなかった。

「自分ではゲーム好きと言わない方がいいかなと思っていたので、公言はしてこなかったです。でも、実際ゲームの写真とかを上げ始めたら、皆さんが親近感を持ってくださって『こんなゲーム好きな自分でも受け入れてくれるんだ』と思って、そこから自然体で今までやってきたゲームの話をし始めましたし、いろんな私を見てもらえるようになったりして、すごく楽になりましたね(笑)」。

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