デビュー当初から人気ユニット「吉本印天然素材」の一員として活躍し、全国区の人気者になったナインティナイン。若手時代は相方の岡村隆史のほうに注目が集まることが多く、岡村の活躍がコンビの原動力となっていた。
矢部はその当時を「コンビでやってたけど置かれてる立場が違う」と振り返り、人気者になっていく岡村と自分を比べながら「寂しいっていうより『なんとかせなアカン』。誰かに相談したり誰かに頼るんじゃなくて、自分1人でなんとかせなアカンと思った。自分で同じとこまで行かなアカン」と、その頃の心境を打ち明ける。
その後すぐに、フジテレビで後の「めちゃ×2イケてるッ!」につながる「新しい波」や「とぶくすり」がスタート。
仕切り役という重責を任された矢部は、演出家の片岡飛鳥氏から「成功も失敗も、ボケがおもしろくなかったりするのは全部矢部のせいだから」と言われたこともあったとか。矢部は「なんで俺のせいやねんと思いながら(舞台袖から)歩いてんねんけど」と笑いながらも、「成功せなアカンってそれだけ。片岡飛鳥の言葉も強くなる一つやったんかなと思う」と語っていた。
次回の「あちこちオードリー」は9月22日(水)放送予定。
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