9月16日(木)放送の「緊急取調室 第4シリーズ」(夜9:00-10:04、テレビ朝日系)では、激動の第4シリーズがついに最終回を迎え、キントリが当初からの予告通り解散することに。第4シリーズの最初と最後の事件の鍵を握る男・大谷亮平演じる国土交通副大臣・宮越肇と最終決戦を繰り広げる。
同ドラマは、天海祐希演じる叩き上げの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーと共に、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げるヒューマンサスペンス。
最終話で、解散を7日後に控えるキントリが最後に挑むのは、伝説の活動家・大國塔子(桃井かおり)が国土交通副大臣・宮越(大谷)の汚職疑惑糾弾を叫んで起こしたハイジャック事件に端を発する、政界をも巻き込む戦い。
公判で“ハイジャック事件の真相”を語り始めた塔子の急死、さらにキントリの菱本(でんでん)が宮越の秘書を切りつけた容疑で逮捕されてしまうという緊急事態を受け、ついに、有希子(天海)らキントリの面々が反撃を開始。「菱本を救うため、力になりたい」という塔子の国選弁護人・羽屋田空見子(大塚寧々)と手を組み、全真相を明らかにすべく立ち上がる。
ハイジャック事件、塔子の急死、菱本逮捕。その全ての鍵と、日本の命運を握る男・宮越を真正面から敵に回す戦いに挑む有希子たち。そこへ畳み掛けるように、有希子は救世主であるはずの空見子に対しても“違和感”を抱くようになる。
空見子は本当に“救世主”なのか。誰が味方で、誰が敵なのか検討もつかない五里霧中の状況で繰り広げられる戦い。そんな中、キントリは今シーズン最大の黒幕・宮越を“マル裸”にしようと、激闘を展開する。
大谷は「本格的な悪役は日本では初めてで、最初はどうなるかなと思いましたが、そんな役をこのドラマで経験できて、非常にうれしく思っています」と語り、最終回で不遜かつ猛然とキントリの前に立ちはだかる最強の敵・宮越を熱演。
一方、何か裏がありそうな、救世主・空見子を演じた大塚は「空見子の執念のような気持ちでずっといることはつらく悲しく、背中に重しを載せているような感覚でした」と、芝居中の率直な思いを告白。この大塚の意味深なコメントの真意こそが、最終回でキントリを翻弄する大きな要素となっていく。
そんな一筋縄ではいかない、不穏な最終回キーパーソン2人を前に、どこまでも正義の道を突き進むキントリ。2014年1月期に放送された第1シリーズで産声をあげて以来、約8年にわたって鉄壁のチームワークを発揮してきた彼らが「最後の戦い」に背水の陣で臨む。
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